ベラルーシ軍での活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 16:58 UTC 版)
「第103独立親衛空挺旅団 (ベラルーシ)」の記事における「ベラルーシ軍での活動」の解説
1992年5月20日、ベラルーシ共和国国防大臣令第5/0251号により、第103親衛空挺(レーニン勲章・赤旗勲章・クトゥーゾフ勲章)師団はベラルーシ共和国軍に編入された。1993年、第103親衛空挺師団司令部がベラルーシ共和国機動軍司令部とされた。第317親衛空挺連隊は1995年9月1日に第317独立機動旅団に昇格した。第350親衛空挺連隊は第350独立機動旅団となり、第357親衛空挺連隊は第357独立機動訓練旅団となった。師団の第1179親衛砲兵連隊は再建されないまま解散した。第357旅団は同年中に解散し、2002年までに機動軍司令部、第350旅団もこれに続いた。第317旅団は2003年2月1日に参謀本部特殊部隊総局に移管された。5月15日、第317独立機動旅団は第103親衛空挺師団の軍旗を与えられた。同部隊はその後第103独立機動旅団 (ベラルーシ語: 103-я асобная мабільная брыгада) となった。この旅団は2007年以来ベラルーシ特殊作戦軍(ベラルーシ語版、ロシア語版、英語版)の一部である。 2014年、この旅団はキルギスでの集団安全保障条約機構 (CSTO) の「不滅の連帯-2014 («Нерушимое братство-2014»)」演習に参加した。彼らはまた、カザフスタンで実施された「交流-2014 («Взаимодействие-2014»)」演習にも加わった。2016年8月2日、この旅団は第103親衛空挺旅団と改名され、第38親衛空中強襲旅団(ベラルーシ語版、ロシア語版、英語版)とともに当初の呼称を取り戻した。 2020年1月14日、アンドレイ・ラヴコフ(ロシア語版、英語版)国防相はこの旅団にその配置地点に基づく名前を割り当てることを決定した: ソビエト連邦60周年名称第103ヴィーツェプスク独立親衛空挺レーニン勲章・赤旗勲章・二等クトゥーゾフ勲章旅団である。 2020年3月、2週間にわたる「冬のパルチザン (Winter Partisan)」演習の際、イギリス海兵隊第42コマンドー(英語版)の隊員がロスヴィド演習場においてこの旅団の平和維持中隊と協働した。ベラルーシ軍が外国軍に訓練を施したのはこれが初めてであった。2022年1月、平和維持中隊は2022年の反政府デモ後のCSTOによる平和維持活動に参加するため、カザフスタンに派遣された。
※この「ベラルーシ軍での活動」の解説は、「第103独立親衛空挺旅団 (ベラルーシ)」の解説の一部です。
「ベラルーシ軍での活動」を含む「第103独立親衛空挺旅団 (ベラルーシ)」の記事については、「第103独立親衛空挺旅団 (ベラルーシ)」の概要を参照ください。
- ベラルーシ軍での活動のページへのリンク