プレイン・ジャパニーズの10のポイント
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 21:15 UTC 版)
「プレイン・ジャパニーズ」の記事における「プレイン・ジャパニーズの10のポイント」の解説
Japan Plain English & Language Consortium (以下JPELC)が、米国政府およびSECが公開しているプレイン・イングリッシュのポイントを基に、日本語の特性と日本語から外国語への翻訳を容易にするための留意点を加えたプレイン・ジャパニーズ・ガイドラインを編纂し公開している。 【プレイン・ジャパニーズの10のポイント】 目的と対象読者を明確にする(5W1H) 結論を文書の先頭に置く 文は短くする(約50文字まで) 平易な言葉や表現を使う 回りくどい表現を避ける 能動態を使う 肯定形を使う 主語、動詞、目的語を明示し、それらの関係を明確にする(場合により言葉を補う) 慣用句、カタカナ語、擬音擬態語を避ける 読む気になる紙面構成(段落分け、見出し、箇条書き) プレイン・ジャパニーズは「やさしい日本語 (言語)」とは異なり、読みがなを振ったり、情報を絞ったりすることはしない。日本語を母国語とする人でも違和感なく使用できるコミュニケーション法である。英語やドイツ語がEasy EnglishとPlain English、Easy GermanとPlain Germanというように、その用途と対象が使い分けられているように、日本でも「やさしい日本語 (言語)」と「プレイン・ジャパニーズ」を使い分けることで混乱が避けられる。
※この「プレイン・ジャパニーズの10のポイント」の解説は、「プレイン・ジャパニーズ」の解説の一部です。
「プレイン・ジャパニーズの10のポイント」を含む「プレイン・ジャパニーズ」の記事については、「プレイン・ジャパニーズ」の概要を参照ください。
- プレイン・ジャパニーズの10のポイントのページへのリンク