ブーツ_(ドラッグストア)とは? わかりやすく解説

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ブーツ (ドラッグストア)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/13 05:35 UTC 版)


Boots UK Limited
種類 有限責任会社英語版
本社所在地 イギリス
ノッティンガム
設立 1849年
主要株主 ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス
外部リンク www.boots-uk.com(英語)
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ブーツ(Boots)は、イギリスドラッグストアチェーンである。

概要

ブーツの広告(1911年

1849年、ブーツ夫妻がノッティンガムに開いたハーブ薬店がルーツであり[1]化粧品の『No7』(ナンバーセブン)などオウンブランドPB)が有名である。

2007年からは、スイスに本拠を置くアライアンス・ブーツ(英語版)の構成企業となっていた。2014年8月にアライアンス・ブーツはアメリカの同業チェーンであるウォルグリーンにより買収されることが発表され[2]、同年12月31日に、ブーツ、ウォルグリーン両社の持株会社であるウォルグリーン・ブーツ・アライアンスNASDAQ: WBA)が設立、ブーツはその構成企業と位置づけられることになった[3]

店舗展開

ヨーロッパ

ベルファストにあるブーツの店舗

中近東

アジア

日本における展開

日本ではブーツ社が三菱商事と合弁でブーツ・エムシー株式会社を1998年に設立し(出資比率はそれぞれ51%:49%[4])、1999年7月30日原宿東京都渋谷区神宮前)に1号店をオープン。その後吉祥寺銀座[5]横浜三越へと店舗を拡げた。また薬事法の関係から、日本にストアブランドの医薬品を持ち込むことが難しく、ナショナルブランド商品の比率を高めていた[4]

高級化路線で市場開拓を進め[4]、一方で単なる安売りではなく、2個買ったらもう1個サービスするなど他との差別化を図り、最終的に300店舗の展開を目指していたが[6]、他社との競合に敗れて2001年8月に日本から撤退した[7]

脚注

  1. ^ Viceira, L. M., & Mitusui, A. M. (2003) Pension Policy at The Boots Company PLC, Harvard Business Review, Havard Business School, 27 August 2003
  2. ^ 米ウォルグリーン、スイスのブーツを153億ドルで買収へ”. ブルームバーグ (2014年8月6日). 2014年11月11日閲覧。
  3. ^ ウォルグリーンのアライアンス買収、株主が承認”. ウォール・ストリート・ジャーナル (2014年12月30日). 2015年7月19日閲覧。
  4. ^ a b c 2001年7月17日付、日経流通新聞2面。
  5. ^ マツモトキヨシの向かいにオープンした。
  6. ^ 企業訪問・Boots MC”. 読売アドリポート・オッホ. 2014年4月5日閲覧。
  7. ^ ウォルマート、先細り日本市場から撤退 西友を売却へ、再編でデジタル分野を強化」『SankeiBiz(サンケイビズ)』、産経デジタル、2018年7月13日、2021年6月29日閲覧 

外部リンク


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