フレミング以外の作者とは? わかりやすく解説

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フレミング以外の作者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/27 05:45 UTC 版)

ジェームズ・ボンド」の記事における「フレミング以外の作者」の解説

フレミング死後イギリス作家キングスレー・エイミス未亡人許可得てロバート・マーカムの名で『007/孫大佐英語版)』を書いたシリーズ化される予定だったが、評判芳しくなく、シリーズ化には至らなかった。 1977年には、映画私を愛したスパイ』のノベライゼーション出版された(タイトルJames Bond, The Spy Who Loved Me)。執筆したのは、脚本担当した小説家クリストファー・ウッド(英語版)。ウッドは、1979年公開された『ムーンレイカー』の脚本担当同様にノベライゼーションを手がけた(タイトルJames Bond and Moonraker)。映画シリーズで、脚本家ノベライゼーション担当したのはこの2作だけである。 1981年発表された『メルトダウン作戦Licence Renewed)』から、ジョン・ガードナーフレミング引き継ぐ形で「007シリーズ」を再開させた。ガードナーによる新「007シリーズ」は、作品発表されるたびに評価低下していった。独自に展開しているうちに、映画シリーズとは全くかけ離れたものになってしまったのが原因思われるその後1996年からレイモンド・ベンソンシリーズ3代目作家として作品発表したが、6作目(『007/赤い刺青の男The Man with the Red Tattoo)』で007作家降りることになった2008年にはフレミング生誕100年記念してセバスチャン・フォークス(英語版)により『猿の手を持つ悪魔Devil May Care)』が発表されたが、あくまでこれは記念作であるためシリーズ化される予定はない。 なお、2002年ベンソンが『007/赤い刺青の男』を発表したとき、日本舞台とした内容であったことから、日本一部マスコミ映画次回作は日本舞台かと騒いだが、この両者オリジナル作品映画化されことはなく、逆に映画脚本を基にしたノベライゼーション版をオリジナル併行して発表しているにすぎない。しかし、作品の舞台となった地方北海道登別市香川県直島町)では現在も本作の映画化実現ロケ誘致目指し活動続けている(詳細該当項目参照)。

※この「フレミング以外の作者」の解説は、「ジェームズ・ボンド」の解説の一部です。
「フレミング以外の作者」を含む「ジェームズ・ボンド」の記事については、「ジェームズ・ボンド」の概要を参照ください。

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