フランボワーズ

実用日本語表現辞典

フランボワーズ

英語：framboise

フランボワーズ（仏: framboise）とは、バラ科キイチゴ属の植物。「ラズベリー（英:　raspberry）」「キイチゴ」とも呼ばれる。

フランボワーズはブルーベリーやブラックベリーと同じ低木性落葉果樹で、果樹の高さは1～1.5mほどになる。小ぶりで愛らしい見た目の果実の中には堅い種子が多数含まれているが、口当たりはあまり良くない。味は甘さと酸みのバランスがちょうどよく、フランス菓子には特によく使われる。生食するほか、ジャムやゼリー、リキュール、パイ、ジュース、香料、冷凍などに加工される。

果実の色には主に赤、黒、紫、黄、白があり、色によってレッドラズベリー、ブラックラズベリー、パープルラズベリーにおおよそ分類される。

フランボワーズは耐寒性があり、ヨーロッパや北米で多く栽培されている。日本での生産は北海道、秋田県、山形県、岩手県などで行われており、北海道が収穫量の約4割を占めている。外国産のものはほぼ一年中出回っているが、国産のものは6月から9月頃にのみ出回る。耐暑性もあり栽培しやすいので、家庭菜園で栽培されることもある。 

（2019年12月4日更新）

デジタル大辞泉

フランボワーズ【(フランス)framboise】

読み方：ふらんぼわーず

「ラズベリー」に同じ。

お菓子の辞典

フランボワ－ズ

・フランス語で、木いちごの事。（ラズベリー）

原色大辞典

フランボワーズ framboise

#9a0d7c
R:154 G:13 B:124
H:313 S:91 B:60
C:0% M:92% Y:19% K:40%

色相                                                                          

明度                      

彩度                      

ウィキペディア

フランボワーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/07/18 18:45 UTC 版)

フランボワーズ（仏: framboise）

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

フランボワーズ

出典:『Wiktionary』 (2021/07/30 08:16 UTC 版)

語源

フランス語 framboise < 中期フランス語 framboise < 古フランス語 framboise < 古フランク語 *brāmbasja < ゲルマン祖語 *brēm- + *basją

名詞

フランボワーズ

1. キイチゴ。ラズベリー。

発音^(?)

フ↗ランボワ↘ーズ