フランシスタウンとは? わかりやすく解説

フランシスタウン【Francistown】


フランシスタウン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/09 07:55 UTC 版)

フランシスタウン
Francistown

2014年
位置
フランシスタウン
フランシスタウン (ボツワナ)
フランシスタウン
フランシスタウン (アフリカ)
歴史
建設 1897年
行政
ボツワナ
 行政区画 フランシスタウン
 市 フランシスタウン
市長 Sylvia Muzila
地理
面積  
  市域 79.0 km2
標高 1,001 m (3,284 ft)
人口
人口 2022年現在)
  市域 103,417人
    人口密度   1,300人/km2(3,400人/mi2
  都市圏 147,122人
その他
等時帯 中央アフリカ時間 (UTC+2)
夏時間 なし
市外局番 2XX[1][2]
ISO 3166-2 BW-FR
フランシスタウンの衛星写真

フランシスタウン(Francistown)は、ボツワナ北部の都市。ハボローネに次いでボツワナ第2の都市である。

概要

人口103,417人(2022年国勢調査[3])。ノースイースト地区の中心都市ではあるが、行政上は独自の評議会(Council)があるため同地区には属さない[4]首都ハボローネから北北東に400km、ジンバブエ国境から90kmのところにある。1894年ブラワヨケープタウンを結ぶ鉄道が開通して村ができた。

住民

南アフリカ系の白人が多く住んでいる。

気候

フランシスタウンの気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
平均最高気温 °C°F 29
(85)
28
(83)
28
(83)
27
(80)
24
(76)
22
(71)
22
(71)
25
(77)
28
(82)
29
(85)
30
(86)
29
(84)
27
(80)
平均最低気温 °C°F 22
(71)
21
(69)
19
(67)
16
(61)
12
(54)
8
(47)
8
(46)
11
(52)
16
(60)
19
(67)
20
(68)
21
(69)
16
(61)
降水量 mm (inch) 99
(3.9)
84
(3.3)
61
(2.4)
30
(1)
8
(0.3)
3
(0.1)
0
(0)
0
(0)
8
(0.3)
28
(1.1)
58
(2.3)
91
(3.6)
460
(18.1)
出典:Weatherbase [5]

経済

北部に多い鉱山の開発拠点として重要であり、またオカバンゴ・デルタへの入口ともなっている。市内には多数のショッピングモールスーパーマーケットがある。

交通

ハボローネや南アフリカのケープタウンを結ぶボツワナ鉄道の駅がある。また、都心部から約2キロの距離にフランシスタウン空港があり、ボツワナ航空などが就航している。新空港の建設計画もある。

  • 国道A1号線 (ボツワナ)英語版

教育

ボツワナ大学のキャンパスのひとつが置かれている。

姉妹都市

脚注

  1. ^ timeanddate.com
  2. ^ Botswana Telecommunications Authority (2009-09-11) (DOC). Botswana (country code +267). International Telecommunication Union. オリジナルの27 December 2009時点におけるアーカイブ。. https://webcitation.org/5mKyF8Dce?url=http://www.itu.int/dms_pub/itu-t/oth/02/02/T020200001C0001MSWE.doc 2017年10月22日閲覧。 
  3. ^ Citypopulation.de/Botswana” (2017年7月22日). 2017年10月22日閲覧。
  4. ^ Laws of Botswana, Ministry of Local Government Archived 18 July 2009 at the Wayback Machine.
  5. ^ Weatherbase: Historical Weather for Francistown, Botswana”. Weatherbase (2011年). 2011年11月24日閲覧。

関連項目


フランシス・タウン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/18 00:18 UTC 版)

フランシス・タウン
Francis Towne
タウン作「ナポリのLa Grotta(洞窟)の入り口」(1781)
誕生日 1739年か1740年
出生地 アイズルワース
死没年 1816年7月7日
死没地 ロンドン
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フランシス・タウン(Francis Towne 、1739年か1740年生まれ、1816年7月7日没)は、イギリスの画家である。水彩画家、風景画家として知られている。

略歴

ロンドン西部のアイズルワースで生まれ[1]、ロンドンの馬車装飾工房の徒弟をした。ロイヤル・ソサエティ・オブ・アーツで絵の賞を受賞し、しばらく美術学校(St Martin's Lane Academy)でも学んだ。後にタウンの弟子になったジョン・アボット(John White Abbott)によれば、このころ肖像画家のジョン・シャックルトン(?-1767)にも学んだとされたいる。

1783年に別の馬車装飾工房に雇われ、仕事でデヴォン州エクセターを訪れ、そこで住むようになった。油絵を描き、絵を教え、デヴォンの裕福な家族の肖像画を描いて暮らすようになった。1777年に友人の法律家とウェールズ北部を旅した後、専ら水彩画を描くようになった。

1780年に、ローマに旅し、1776年からローマに滞在していたジョン・ウォリック・スミス(1749-1831)や1775年からローマにいるウィリアム・パース(1742-1782)と一緒に絵を描いた。1781年にはナポリにも1ヶ月ほど滞在し、トーマス・ジョーンズ(1742-1803)と過ごした。その年、ローマに戻り、ジョン・ウォリック・スミスとともに北イタリアやスイスを経由して、イギリスに戻った。

このイタリアでの旅の間に、200点をこえるイタリアの風景や、遺跡、同時代のひとびとの生活を描いた作品を持ち帰り、50点余りは1805年に展示会で展示された。それらの絵は売られることなく絵の注文があれば、それらを模写して販売した。元の作品は没後、大英博物館に収蔵された。

デヴォンに戻るとデヴォンの有力者の依頼で、デヴォンやウェールズの風景を描き、1786年にはイングランド北部の湖水地方の風景を描いた[2]

1803年まで、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツの展覧会に出展し、会員に選ばれるために何度もローマを描いた水彩画を油絵にして出展したが、会員に選ばれることはなかった。エクセターで画家、美術教師としてそれなりに成功していた。晩年ロンドンに移り[3]、1807年に27歳のフランス人踊り子の愛人と結婚したが、1808年に死別した[4]。1816年にロンドンで亡くなった。

存命中は余り有名な画家ではなかったとされるが、20世紀の初めの絵画の色使いやスタイルとの類似性などから再評価されることになったとされる[5]

作品

脚注

  1. ^ Stephens; Towne's baptism in Isleworth is now firmly established, in a 1996 article in the Burlington Magazine (vol 138, pp.500-5). The records of the Painter Stainers Company, where Towne enrolled as an apprentice, also state that Towne's father was from Isleworth. Before this, some sources assumed that Towne was from Devon, as he lived and worked there for so long.
  2. ^ Stephens
  3. ^ Stephens
  4. ^ Wilcox, 2006, "Francis Towne"
  5. ^ Stephens

参考文献

  • Stephens, Richard, Light, time, legacy; Francis Towne's watercolours of Rome, exhibition leaflet, 2016, British Museum
  • Wilcox, Timothy (2006). "Towne, Francis (bap. 1739, d. 1816)". Oxford Dictionary of National Biography. Oxford University Press. doi:10.1093/ref:odnb/27598. ISBN 978-0-19-861412-8. Retrieved 27 December 2019. (subscription or UK public library membership required)
  • Andrew Wilton & Anne Lyles, The Great Age of British Watercolours, 1750–1880, 1993, Prestel, ISBN 3791312545
  • "Towne, Francis". Dictionary of National Biography. London: Smith, Elder & Co. 1885–1900.



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