フライト・コントロール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/04 23:50 UTC 版)
「パイパー PA-28」の記事における「フライト・コントロール」の解説
チェロキー・ファミリーには、伝統的なフライト・コントロールが用いられている。水平尾翼は、アンチサーボ・タブ(アンチバランス・タブ)を備えたスタビレーターである。アンチサーボ・タブは、スタビレーターと同じ向きに動くので、スタビレーターがトリム位置を外れるように動くと、ピッチ制御が重くなる。フラップは最大40°展開できるが、セスナ 172のフラップよりもかなり小さく、効率が悪い。短距離離陸、または不整地からの離陸の場合、通常はフラップを25°にする。エルロン、フラップ、スタビレーター、および、スタビレーター・トリムは、すべてケーブルとプーリーでコントロールされる。 すべてのチェロキーの操縦席には、操縦桿(control stick)ではなく操縦輪(control yoke)と、ラダーペダルがある。フラップは、操縦士が前席の間にあるジョンソン・バー(英語版)を使って手動で操作する。0°ならば床と水平であり、これを引き上げて10°、25°、および40°の位置を選択することができる。 初期のチェロキーは、スタビレーター・トリム(正確にはアンチサーボ・タブ)の調整に、頭上のクランクを使っていたが、その後、前席の間のフラップ・バーのすぐ後ろにあるトリム・ホイールを使うようになった。 すべてのチェロキーには、操縦士側の計器盤の下にブレーキ・レバーがある。ラダーペダルのブレーキ(左右独立式)は、最初はオプションによる追加だったが、後に標準装備になった。 初期のチェロキーは、スロットル、混合比、および、プロペラの角度(調整可能な場合)を調整するのにコントロール・ノブを使っていたが、後にスロットル・クアドラント(throttle quadrant:スロットル・レバーの基部の半円状の部分)に取り付けられた2つまたは3つのレバーを使うようになった。 通常は、チェロキーはラダー・トリム・ノブを装備しているが、これは、実際にはラダーペダルのばねを調整するもので、ラダーにあるトリム自体を調整するのではない。言い換えれば、翼面は空力的にというよりむしろ張力の調整でトリム状態になる。
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