フォボハム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/14 13:14 UTC 版)
「ファイナルファンタジータクティクスの登場人物」の記事における「フォボハム」の解説
イヴァリースの北に位置する、バリンテン大公が治める領地。本拠地のリオファネス城は統治ではなく戦闘用に作られた「平城」である。 ゲルカラニス・バリンテン (Gerrith Barrington) フォボハム領の領主。王家の遠縁の血筋で大公爵の爵位を持つ。地位的にはラーグ公やゴルターナ公より上であるが、現在の王家の直系の血縁ではないため、権力争いからは除外されている。様々な国から集められた数々の武器や傭兵部隊を擁しており、「武器王」の異名を持つ。その軍事力を活用し、直接的にではないにしろ、五十年戦争にも貢献している。「力」によるイヴァリースの支配を企んでおり、聖石の持つ力を軍事力として利用しようとして神殿騎士団と接触するが、ヴォルマルフの逆鱗に触れ、ルカヴィと化したヴォルマルフに部下のほとんどを殺害された。何とかその場は脱出し、城の屋上にてラファと対峙、間に入ったマラークを射殺する。ラファにマラークが持っている聖石を寄越すよう要求するが、背後から突如現れたエルムドア一味に屋上から投げ落とされ死亡した。 ラファ・ガルテナーハ (Rapha Galthena) バリンテン大公が擁する暗殺集団「カミュジャ」の暗殺者である少女。褐色の肌を独特の服装で包んだ異国民であり、故郷を戦乱で追われた際にバリンテン大公に保護され、暗殺者としての訓練を受けた。一族相伝の天道術を操る。専用ジョブは「天道士」。兄・マラークと共にバリンテン大公に仕えていたが、大公から屈辱的な扱いを受けていたらしく、兄ほどには大公を信用していなかった。そんな中、過去に故郷を焼き打ちしたのはガルテナーハ一族秘伝の術を欲した大公本人であったことを知り、カミュジャから離反。リオファネス城に向かっていたラムザに救援を求める。 リオファネス城での戦いでは、過去を払拭するために戦線を離れ、バリンテンを追う。城の屋上でバリンテン・マラークと対峙し、バリンテンに銃撃されるが、マラークが彼女を庇い命を落としてしまう。戦闘後、兄を亡くしたラファの悲しみにマラークの持っていた聖石が反応し、マラークは蘇った。 マラーク・ガルテナーハ (Marach Galthena) ラファの兄で、彼女と同じく「カミュジャ」の一員である。一族相伝の天冥術を操る。大公に忠誠を誓っており、ラファと対立することになった。専用ジョブは「天冥士」。 リオファネス城屋上においてバリンテン・ラファと対峙し、バリンテンの銃撃からラファを庇い命を落とすが、聖石の力で蘇生する。その後ラファと和解し、ラムザ達と同行することを決める。
※この「フォボハム」の解説は、「ファイナルファンタジータクティクスの登場人物」の解説の一部です。
「フォボハム」を含む「ファイナルファンタジータクティクスの登場人物」の記事については、「ファイナルファンタジータクティクスの登場人物」の概要を参照ください。
- フォボハムのページへのリンク