フェリーあまみ (3代)とは? わかりやすく解説

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フェリーあまみ (3代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/17 05:58 UTC 版)

フェリーあまみ (3代)
基本情報
船種 フェリー
船籍 日本
所有者 鉄道建設・運輸施設整備支援機構
奄美海運
運用者 奄美海運
建造所 三菱重工業下関造船所(1120番船)[1]
航行区域 近海(非国際)[1]
船級 JG
信号符字 JD2223
IMO番号 9372262
MMSI番号 431602332
経歴
起工 2005年8月5日[1]
進水 2006年1月13日[1]
竣工 2006年3月31日[1]
就航 2006年4月4日
現況 就航中
要目
総トン数 2,942 トン
載貨重量 1,408 DWT[1]
全長 112.00 m[1]
垂線間長 100.00 m[1]
全幅 17.80 m[1]
深さ 11.80 m
満載喫水 5.10 m[1]
機関方式 ディーゼル
ボイラー 立形煙管式ボイラ×1台[1]
主機関 JFE-SEMT ピルスティック 7PC2-6L×2機[1]
推進器 5翼固定ピッチプロペラ×2軸[1]
出力 10,500 PS
最大速力 21.38ノット[1]
航海速力 20.0ノット[1]
航続距離 3,000海里[1]
旅客定員 243名
乗組員 18名[1]
積載能力 10フィートコンテナ50個
車両搭載数 トラック18台、乗用車24台
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フェリーあまみは、奄美海運が運航するフェリー

概要

フェリーあまみ (2代)の代船として三菱重工業下関造船所で建造され、2006年4月4日に就航した。 鉄道建設・運輸施設整備支援機構の共有建造制度を利用して建造された鉄道・運輸機構との共有船である。

航路

平土野航路

鹿児島発が月・水・金の週3便で、知名航路に就航するフェリーきかいと交互に運航される。運航ダイヤは、下り便は鹿児島出港が17時40分、名瀬入港が2日目7時、平土野入港が12時20分、所要時間は18時間40分、上り便は平土野出港が12時50分、名瀬入港が17時50分、鹿児島入港が8時30分、所要時間は19時間40分である。

2015年3月のフェリーきかい (3代)の就航までは、知名航路に就航していた。

設計

両舷船尾にランプウェイを装備しており、トラック、乗用車などをロールオン・ロールオフ方式で車両甲板に搭載するほか、船首甲板がコンテナスペースとなっており、コンテナをデリックによるリフトオン・リフトオフ方式で搭載する。

船内

高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律(交通バリアフリー法)に基づいて作成された鉄道・運輸機構の旅客船バリアフリー設計マニュアルに準拠したバリアフリー高度化船である。通常の船内設備に加えて、高齢者や身障者に対応した客室、多機能トイレ、車いす対応エレベーターなどのバリアフリー設備を備える。 本船では乗り物酔い防止薬を販売しているが、フェリーきかいでは販売してない。

船室

船室タイプの一覧
等級 部屋数 定員 設備
1等 2名×2室 4名 ツインベッド、シャワー・トイレ・テレビ付
2等(寝台A) 6名×3室 18名 2段ベッド×4名、ソファーベッド×2名、テレビ付
2等(寝台B) 8名×4室 32名 2段ベッド8名、テレビ付
2等(和室) 5室 189名 マット

設備

パブリックスペース

  • 案内所
  • エントランス
  • レストコーナー

供食・物販設備

  • レストラン

入浴設備

  • シャワー室

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 新造船写真集(17)」『海技研ニュース 船と海のサイエンス』2006年夏号、海上技術安全研究所、2006年、22頁、2016年2月22日閲覧 

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