フェスティバルクィーン【フェスティバルクィーン】(観賞樹)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10218号 |
登録年月日 | 2002年 3月 25日 | |
農林水産植物の種類 | ばら | |
登録品種の名称及びその読み | フェスティバルクィーン よみ:フェスティバルクィーン |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 中島均 | |
品種登録者の住所 | 岐阜県安八郡輪之内町四郷323 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中島均 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「シャインレッド」に無名実生種を交配して育成されたものであり、花序のタイプは散房花序、花は鮮赤色で半剣弁、カップ咲、中香のやや小輪となる鉢物向きの品種である。樹形は半直立性、株立は中、樹高は低である。とげの形は下部えぐれ形、長さは中、基部の幅はやや狭、色は緑褐、数は枝基部及び枝中央部はやや多、花柄はかなり少である。小葉全体の形は楕円形、小葉の枚数及び本葉の長さは中、幅はやや狭である。新葉の色は紅紫、光沢は強、本葉の色は濃緑、光沢は弱、厚さは薄、硬さはやや硬である。花序のタイプは散房花序、蕾の形は卵形である。花形はカップ咲、花径はやや小、高さは中、花弁表面及び裏面の色は鮮赤(JHS カラーチャート0407)である。花色の移行性は無、花弁のタイプは半剣弁、全体の形は円形、厚さはやや薄、硬さはやや硬、数は20~24、一茎の花数は2~5、花の香りは中である。枝の長さは短、太さは細、新しょうの色は緑褐、開花枝の色は緑、開花時期はやや晩である。「ルイルポ」と比較して、花弁表面の色が鮮赤であること、花弁数が少ないこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に育成者の温室(岐阜県安八郡輪之内町)において、「シャインレッド」に無名実生種を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ダイヤ」であった。 |
- フェスティバルクィーンのページへのリンク