パーリ経典において
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/02 03:20 UTC 版)
パーリ経典においては、これはcattārimāni sammappadhānāniとして以下に定義される。 まだ生じないakusala(悪) - anuppādāya(不生)に努める すでに生じたakusala - pahānāya(断)に努める まだ生じないkusala(善) - uppādāya(生起)に努める すでに生じたkusala - ṭhitiyā(維持)に努める 悪(akusala)と善 (kusala)については、論蔵およびアッタカターにおいて言及されている。一般的にakusalaは三毒をなす貪(lobha)・瞋(dosa)・癡(moha)を指している。kusalaはその反対で、無貪(alobha)、無瞋(adosa)、無癡(amoha)を指す。
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パーリ経典において
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 16:41 UTC 版)
パーリ経蔵においては、ヴィニャーナは少なくとも3種の意味合いで登場する。 (1) 感覚器としての 処(āyatana)の派生として。 経験的に網羅される 全(sabba) の一部である。 (2) 苦につながる五蘊の一つとして。 (3) 縁起を構成する十二因縁のひとつとして。カルマの発見と再生について示される。 パーリ経典アビダルマおよび後世の注釈書では、ヴィニャーナは89種の状態が存在し、それぞれ別種のカルマの結果をもたらすという。
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