パーリ三帰依文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/04 06:02 UTC 版)
南方仏教ではパーリ語で仏法僧の三宝への文章を、以下のように3度繰り返して帰依を表す。 1度目の帰依 Buddhaṃ saraṇaṃ gacchāmi(ブッダン・サラナン・ガッチャーミ)(私はブッダ(仏)に帰依いたします) Dhammaṃ saraṇaṃ gacchāmi(ダンマン・サラナン・ガッチャーミ)(私はダンマ(法)に帰依いたします) Saṅghaṃ saraṇaṃ gacchāmi(サンガン・サラナン・ガッチャーミ)(私はサンガ(僧)に帰依いたします) 2度目の帰依 Dutiyampi Buddhaṃ saraṇaṃ gacchāmi(ドゥティヤンピ・ブッダン・サラナン・ガッチャーミ)(再び、私はブッダ(仏)に帰依いたします) Dutiyampi Dhammaṃ saraṇaṃ gacchāmi(ドゥティヤンピ・ダンマン・サラナン・ガッチャーミ)(再び、私はダンマ(法)に帰依いたします) Dutiyampi Saṅghaṃ saraṇaṃ gacchāmi(ドゥティヤンピ・サンガン・サラナン・ガッチャーミ)(再び、私はサンガ(僧)に帰依いたします) 3度目の帰依 Tatiyampi Buddhaṃ saraṇaṃ gacchāmi(タティヤンピ・ブッダン・サラナン・ガッチャーミ)(三度(みたび)、私はブッダ(仏)に帰依いたします) Tatiyampi Dhammaṃ saraṇaṃ gacchāmi(タティヤンピ・ダンマン・サラナン・ガッチャーミ)(三度、私はダンマ(法)に帰依いたします) Tatiyampi Saṅghaṃ saraṇaṃ gacchāmi(タティヤンピ・サンガン・サラナン・ガッチャーミ)(三度、私はサンガ(僧)に帰依いたします)
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