パーフェクト・ビッド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 09:05 UTC 版)
「ザ・プライス・イズ・ライト」の記事における「パーフェクト・ビッド」の解説
2008年12月16日の放送にて、ショーケースに挑戦した男性が完全に賞品総額を当てる「パーフェクト・ビッド」(日本でいうズバリ賞、ホールインワン賞、ピタリ賞)があった。カラオケの機械、ビリヤード台、トレーラーハウスの総額を$23,743と解答しての達成だった。なお、パーフェクト・ビッドとしての特典は無く、通常のダブル・ショーケース・ウィナーと同じ扱いであった。この男性は、海外旅行なども含めた総額$56,437の賞品を獲得した。 この偉業には、番組の熱心なファンであるテキサス出身の数学教師が関わっていた。彼は同じ賞品が何度も出題されることに気づき、賞品の値段を徹底的に調査しはじめた。彼自身も番組に出場し、ワン・ビットにて完全正解を出すも、ショーケース・ショーダウンで敗れた。当初は、一度出場経験がある者は二度と出場できないことになっていたが、ルール改正で前回出場から10年経過後に再出場できるようになり、この教師も再度番組に出場した。パーフェクト・ビッド達成者の夫婦と教師はその収録日に出会い、達成者の妻と教師が観客席からヒントを出していた。 パーフェクト・ビッドにより、カンニングを疑う論争も起こったが、以前から番組では観客がヒントを出すことを許容しており、番組側も賞品の出題パターンを変えるようになった。2017年には、この出来事が『パーフェクト・ビッド:知りすぎた出場者』(Perfect Bid: The Contestant Who Knew Too Much:英語版記事)としてドキュメンタリー映画化された。2018年10月29日放送の日本テレビ系列『世界まる見え!テレビ特捜部』でも、このエピソードが取り上げられた。
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