パラサイト宇宙人 イルド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 00:42 UTC 版)
「ウルトラマンティガの登場怪獣」の記事における「パラサイト宇宙人 イルド」の解説
第41話「宇宙からの友」に登場。 一つの巨大な脳と意識を一族全員で共有することによって個を捨てた宇宙人。脳から伸ばす三本指の触手でイルド化の遺伝子を他の知的生命体に植え付けてイルド化させて仲間を増やす。シンジョウの旧友イヌイとキノサキの乗っていた宇宙船ロムルス号を襲撃したイルドは奇妙な「イルドの塔」と呼ばれる塔の形状をした宇宙船で地球に飛来し、人類へ「争いや、競争もしない世界へ」とイルドとの共生を誘う。しかしその実体は一人一人の脳を捨て塔の中の集合脳によって繋がるというもの。そのイルドの塔の中にある巨大脳の指令で動いている。終盤で本性を現し、GUTSによって塔の一部が破壊されたため4体が合体して巨大化。右掌から光弾を発射するが戦闘能力は低く、騙された人間たちを塔に閉じ込めて人質にし、攻撃できないティガを空中からの強烈な両足キックでいたぶる。だが、シンジョウの捨て身の作戦とGUTSの連携により塔の中の脳は破壊され、自身も人質の無事を確認したティガのゼペリオン光線で倒される。地上で活動していたイルドの一部もシンジョウに掃討される。 スーツアクター:北岡久貴、谷口繁男(等身大) 声:伊倉一恵、石川英郎 頭部は新規造形で、着ぐるみはアトラクション用のウルトラマングレートのスーツを改造したもの。丸山浩は自身のTwitter(2011年9月14日分)にて、イーヴィルティガのスーツを新規造形にすることをプロデューサーに了承してもらう交換条件として、予算削減できる前提でイルドがデザインされた結果と述べている。 脚本ではグノンという名称であった。
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