パニアの像
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/06 22:53 UTC 版)
「パニア (マオリ神話)」の記事における「パニアの像」の解説
パニアの像(The Statue of Pania, aka Pania of the Reef)は、ネーピアに所在するブロンズ像。マオリ神話の登場人物であるパニアの名誉をたたえる。 この像はThirty Thousand Clubメンバーで後に地元の聖公会司教になるFrederick Augustus Bennettの依頼で制作された。ベネットがパニアの伝説を話すと、同クラブの面々は非常に感銘を受け、募金を集めて像をネーピア市に贈ることにした。現地女子高Hukarere Girls' Collegeの何人かの生徒がモデル候補として撮影されたが、最終的に当時14歳のMei Irihapiti Robinが選ばれた。彼女は労働大臣のMeka Whaitiriの母として知られる。 イタリアのマッサ=カッラーラ県カッラーラの大理石加工業者に、メイの写真とpiupiu(草でできたスカート)が送られた。それに基づいて粘土の原形が作られた。これに基づいて推定60-70kgのブロンズ像が制作され、1954年6月10日、シドニー・ホランド首相によって除幕式が行われた。 1982年、像の頭部が銃で撃たれた。後に修復される。 2005年10月27日、像は盗まれる。11月16日、元の場所に設置される。
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