バルドー博物館
別名:バルド博物館、バルド国立博物館、バルドー国立博物館、国立バルドー博物館、チュニジア国立バルドー博物館、バルドー・ナショナル・ミュージアム、ナショナル・バルドー・ミュージアム
英語:Bardo Museum、Tunisia Bardo Museum、Bardo national museum、National Bardo Museum
チュニジアの首都チュニスにある国立の博物館。古代ギリシア、古代ローマ、イスラム文明を筆頭に、地中海沿岸地域の歴史的遺物を数多く収蔵している。博物館の建物そのものも歴史的価値のある荘厳な宮殿である。チュニジア観光における主要な観光スポットの一つといえる。
2015年3月、バルドー博物館に武装集団が押し入り銃を乱射する無差別テロ事件が発生した。事件発生当時に博物館内に居合わせた日本人観光客数名が銃撃を受けて死亡し、日本国内でも大きく報じられている。
チュニジアは北アフリカの地中海沿岸に位置する国であるが、北アフリカの他の国々が最悪な治安情勢の下にある中でチュニジアは比較的おだやかな治安を保っていたといえる。2015年3月のチュニジアテロ事件を受けて外務省渡航情報ウェブサイトはチュニジアのチュニス県チュニス市の危険度を引き上げている。
関連サイト:
Bardo museum
バルド国立博物館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/29 23:58 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動![]() Bardo National Museum |
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施設情報 | |
正式名称 | バルド国立博物館 |
前身 | ハフス朝の宮殿 |
専門分野 | 古代ギリシア, 古代ローマなどの古代史 |
研究職員 | Taher Ghalia |
事業主体 | ![]() |
所在地 | 〒 チュニス, チュニジア |
位置 | 北緯36度48分33.79秒 東経10度8分4.23秒 / 北緯36.8093861度 東経10.1345083度座標: 北緯36度48分33.79秒 東経10度8分4.23秒 / 北緯36.8093861度 東経10.1345083度 |
外部リンク | www |
プロジェクト:GLAM | |
バルド国立博物館(バルドこくりつはくぶつかん、英語: Bardo National Museum、フランス語: Musée national du Bardo、アラビア語: المتحف الوطني بباردو)は、チュニジアのチュニスにある国立博物館である。バルドー国立博物館とも呼ばれる。
場所
博物館の建物は、最初は13世紀のハフス朝の宮殿として建てられ、19世紀にはベグの宮殿として使われた物で、チュニス郊外にある。
収蔵品
博物館では、古代ローマのモザイクや古代ギリシア, チュニジア, イスラム時代の遺物が主な収蔵品である。また、先史時代の文化遺物から近代の宝石に至るまで、様々な物品を展示している。
改修
2010年12月11日より、博物館は改修期間に入り、収蔵品の大半は博物館から搬出された。まだ数多くのモザイクや、少しの像や胸像は見る事が出来るが、先史時代の文化遺物や宝石は展示から全て外されている。
襲撃事件
2015年3月、武装集団が博物館を襲撃し、日本人、イタリア人など多数の観光客が死亡、負傷した[1]。
脚注
- ^ チュニジアで博物館襲撃、日本人5人含む19人死亡AFP、2015年03月19日
関連項目
外部リンク
- バルド国立博物館のページへのリンク