バッチ組版の流れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/01 03:54 UTC 版)
「Computer Typesetting System」の記事における「バッチ組版の流れ」の解説
組版システムにはバッチ方式と対話方式がある。初期の組版システムはすべてバッチ方式であった。バッチ方式では文章データ中に組版体裁を制御する指令を混在させるのが一般的である。各社の独自開発したもののほか、1970年代後半にはTeXのように誰でもオープンに使えるものが誕生した。 印刷の対象となるテキストや画像に対して、指示マークを付けることをマークアップという。 マークアップ標準化の流れとしてSGMLが作られ、その後継として1998年にXMLが登場した。SGMLのレイアウト指定の標準としてDSSSL、XMLのレイアウト指定の標準としてXSL-FOがある。現在のバッチ処理はデータベースに保管したマークアップ文書をサーバ上で自動組版する仕組みが主流である。その典型的な例としてDarwin Information Typing Architecture(DITA)のPDF作成が挙げられる。
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