BSB
読み方:ビーエスビー,バックサイドバス
BSBとは、CPUコアと2次キャッシュとの間でデータの伝送を高速に行うためのバスのことである。
BSBは、CPUコアとチップセットの間をつなぐFSB(Front Side Bus)に対比される表現である。FSBと速度を比較した場合、FSBはCPUのクロック周波数の一部と同期することしかできないが、BSBでは200MHz以上のCPUのクロック数と同じ周期でデータの伝送を行うことができる特徴がある。ただ、2次キャッシュそのものがCPUコアと統合され筒ある現在では、BSBという表現は用いられる機会がなくなりつつある。Intelのマイクロプロセッサのシリーズの中では、1995年に発表された32ビットマイクロプロセッサ「Pentium Pro」などがBSBを搭載していたが、2000年に発表されたPentium 4では2次キャッシュそのものがCPUコアと統合されているため、BSBは備わっていない。
参照リンク
Intel Pentium 4プロセッサー 製品情報
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