バカゲーとしての側面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/27 06:22 UTC 版)
「バトルマニア大吟醸」の記事における「バカゲーとしての側面」の解説
前作同様、バカゲーとしての顔が前面に押し出されている。一部では、「ゲームバランスを崩壊させてまでもバカやってくれる」と期待する声もあったという。ステージ1は夜の都庁から始まるが、ステージラストでマリアが都庁から車で飛び出してボスを車ごと押しつぶす、ステージ2が江の島を走るモノレールのそば(開発者が自費で取材に行ったという)、ステージ5の巨大戦車の動力源がハツカネズミなど、枚挙にいとまがない。 しかし、これも前作同様、技術と経験に裏付けられたものである。特に今回はプログラミングテクニックが優れており、例えばステージ1の背景はマニアの動きに合わせて左右にラスタースクロールし、ステージ6の背景もラスタースクロールをうまく使ってパイプの中にいるような表現を行い、ラストボスはスプライト多関節でパーツが動きまくりなど、当時のメガドライブの他のサードパーティーに引けを取らない技術を惜しげもなく投入した。デザイナーはこれを「技術の無駄遣い」と称していた。またPCM音源をフル活用したサウンドも評価が高い。 エンディングでは専用のひらがなフォントを使用し、スタッフクレジットのあと、プレイヤーからのお便りへの返信や、通っていた焼肉屋、果ては前作をネタにした同人誌をスペシャルサンクスに加えていた。 以上のことから、本作品も前作同様、メガドラユーザーのお宝ゲームであるとともに、ある種のカルトゲームとしても知られている。
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