bother
「bother」とは、悩ます・くよくよする・せがむ・迷惑をかけるなどのことを意味する表現である。
「bother」とは・「bother」の意味
「bother」とは、「悩ます」、「くよくよする」などの意味を持つ英単語である。他にも「苦にする」や「思い悩む」などの意味も持っている。名詞として用いた場合は、「面倒」や「やっかい」「騒ぎ」「うるさい人」などを意味する言葉となる。「bother」のスラングとしての意味
「bother」はスラングとしての意味も持つ英単語だ。主に感情を直接表現する感嘆詩として、「ちぇっ」という意味で用いられる。他にも「うるせえ!」といった表現に、「bother」が使われることもある。イギリス人がよく使うスラングで、アメリカ人はあまり使わない。「bother」の発音・読み方
「bother」の発音記号は、米国英語が「bάðɚ」、英国英語が「bˈɔðə」となっている。「bά」は「バァ」、「ðɚ」は「ザァ」と発音する。カタカナで表現した場合、「バァザァ(ル)」に近い音になる。「bother」の活用変化一覧
・bothering(現在分詞)・bothered(過去形)
・bothered(過去分詞)
・bothers(三人称単数現在)
・bothers(複数形)
「bother」の語源・由来
「bother」は、スコットランド語の「bauther(困惑させる)」を語源とする言葉である。「bother」と「disturb」の違い
「bother」と「disturb」は、どちらも「邪魔をする」という意味を持つ英単語であるが、若干ニュアンスが異なる。「disturb」は、偶発的に邪魔をしてしまった時に用いられることが多い。例えば、誰かが眠っている時にうっかり物音を立ててしまった時などは、「I inadvertently disturbed his sleep by making noises.(うっかり物音を立ててしまい、彼の睡眠の邪魔をしてしまった。)」のように表現される。一方「bother」は、意図的に邪魔をするというニュアンスが強い。例えば誰かが忙しそうにしている時、どうしても伝えなければならないことがある場合は、「I am sorry to bother you, but I have something to tell you.(お忙しいところ申し訳ないのですが、お伝えしたいことがあります。)」のように「bother」を用いる。ただし、「bother」と「disturb」はニュアンスが若干異なるだけで、「邪魔をする」という意味は変わらないため、どちらを使っても間違いではない。
「bother」を含む英熟語・英語表現
「sorry to bother you」とは
「sorry to bother you」とは、「お忙しいところすみません」、「ご迷惑をおかけして申し訳ございません」などの意味を持つ表現である。
「I wouldn't bother」とは
「I wouldn't bother」とは、「どうでもいい」、「気にしない」などを意味する表現だ。「I wouldn't bother about that matter.(私はそのことについて、まったく気にしていません。)」のように用いられる。
「don't bother」とは
「don't bother」とは、「邪魔はしない」、「関係ない」、「おかまいなく」などの意味を持つ表現である。「Please don't bother.(どうぞおかまいなく)」のような形で用いられることが多い。
「why bother」とは
「why bother」とは、「~する必要はない」、「なぜわざわざ~する必要があるのか」という意味で用いられる表現だ。例えば、「Why bother to go all the way on foot.(なぜわざわざ歩いて行く必要があるの?)」のように用いられる。
「bother me」とは
「bother me」とは、「気になる」、「困っている」などの意味を持つ表現である。「His behavior bothers me.(彼の行動には困っている。)」のように用いることができる。
「bother to」とは
「bother to」とは、「~に迷惑をかける」などの意味で用いられる表現だ。例文としては、「You are late and cause bother to your friends.(遅刻して友達に迷惑をかける。)」などが挙げられる。
「bother」の使い方・例文
「bother」は、「悩ます」、「困る」などの意味で用いられることが多い。例文にすると、「You don't have bother about that.(そんなことで悩む必要はありません。)」、「He has bother with car noise.(彼は車の騒音に困っている。)」といった表現となる。「心配させる」、「イライラさせる」といった意味で用いるのであれば、「His attitude bothers me.(彼の態度が私をイライラさせる。)」のようになる。他にも、「Walking home was too much bother, so I took a cab.(歩いて帰るのは面倒なので、タクシーに乗った。)」、「While he is studying, he must not be bothered.(彼が勉強している間は、邪魔をしてはいけない。)」のような表現ができる。2227
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