ハ461形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 07:29 UTC 版)
「伊勢電気鉄道ハ451形電車」の記事における「ハ461形」の解説
制御車として新造されたハ461形だが、前述の通り新造からわずか10日後の1929年5月13日に記号をクハに変更、以下の通り改番された。 ハ461形ハ461 - ハ463 → クハ461形クハ461 - クハ463 本形式は新造以来、伊勢電気鉄道本線の主力車種の一つとして運用され続けた。その間、1934年9月10日竣工として運転台のブレーキ制御弁をM24弁。から改良型のM24-C弁へ交換を実施している。 1941年3月15日の関西急行鉄道成立時には他形式と同様、以下の通り改番が実施され、これに合わせて塗装が伊勢電気鉄道標準のイムペリアル・スカーレットから大阪電気軌道系で標準の濃緑色へ変更されている。 クハ461形クハ461 - クハ463 → ク6461形ク6461 - ク6463 なお、この改番の際、上述のように電動車は形式が統合されたが、制御車2形式については、ブレーキ弁がA動作弁(クハ451形)とM三動弁(クハ461形)で異なっていたことから形式の統合は実施されていない。 以後の改造内容はク6451形に準じ、車体更新、セミクロスシート化、名古屋線改軌に伴うD-18台車の日本車輌製造ND-8への交換などが順次実施されている。 また、時期は不詳だが戦後、ブレーキ弁がA動作弁に交換されてACAブレーキとなっており、実質的にク6451形の同型車となっている。 本形式も終始名古屋線急行車として重用され、最終的に運転台を撤去し付随車へ改造された。 ク6461形ク6461 - ク6463 → サ6461形サ6461 - サ6463 これらはサ6463が1973年11月、サ6461・サ6462が1974年2月に廃車となっている。
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