ハルサカエ【ハルサカエ】(飼料作物)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10639号 |
登録年月日 | 2002年 9月 30日 | |
農林水産植物の種類 | メドウフェスク | |
登録品種の名称及びその読み | ハルサカエ よみ:ハルサカエ |
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品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中山貞夫、寺田康道、宝示戸貞雄、大同久明、高井智之、荒木博、水野和彦、杉田紳一、伊藤公一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統を育種母材とした選抜個体から合成された合成品種であり、茎長がやや長、千粒重が中、越冬性が良く、網斑病抵抗性が強い飼料向きのやや早生品種である。出穂期の草型は中間、茎の太さは中、茎長はやや長である。葉幅は中、葉身長は長である。穂長は長、穂数はやや多、千粒重は中、春の草勢及び秋の草勢は良、出穂期はやや早生である。越冬性は良、網斑病抵抗性は強である。「トモサカエ」と比較して、茎長が長いこと、出穂期がおそいこと等で、「タミスト」と比較して、春の草勢及び秋の草勢が良いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成元年に北海道農業試験場(現独立行政法人農業技術研究機構、札幌市)において、出願者所有の育成系統20栄養系を育種母材として多交配を行い、2年~4年にかけてその後代から優良母系8つの栄養系を選抜、5年にこの8個体を素材として合成された合成品種である。7年から系統適応性検定試験、特性検定試験等を行い、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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