ハイネセン進攻
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:18 UTC 版)
「銀河英雄伝説の戦役」の記事における「ハイネセン進攻」の解説
宇宙暦797年8月。惑星ハイネセンで発生したヤン艦隊の進攻。 ヤンが考案した作戦で「アルテミスの首飾り」を破壊して救国軍事会議を無力化し、降伏に至らしめた戦い。 バーラト星系第6惑星シリューナガルから1立方キロメートル/10億トンの氷塊を1ダース切り出してバサード・ラム・ジェット・エンジンを装着、光速に近い速度まで加速、相対性理論に添って重量を増した氷塊をアルテミスの首飾りに衝突させ破壊するという戦法が採られた。救国軍事会議メンバーの戦意を挫く心理的・政治的効果を狙い、また、元々アルテミスの首飾りの存在が首都星の傲慢の原因であると見做していたヤンは全ての衛星の破壊を命じたが、これは後に査問会に呼びつけられる口実の一つとなった。 藤崎竜のコミックス版では、首飾りとルグランジュ艦隊によるヤン艦隊への挟撃作戦が取られたが、ヤンが原作同様に1ダースの氷塊を射出して首飾りを残らず破壊。直後にルグランジュ艦隊はグエン・バン・ヒューの猛攻を受けて劣勢に追い込まれた。しかしその後、救国軍事会議が降伏を表明したために、ルグランジュ艦隊は壊滅する前に戦闘を停止している。
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