ノースクィーン

品種登録データベース

ノースクィーン【ﾉｰｽｸｨｰﾝ】（草花類）

	登録番号	第5671号
	登録年月日	1997年 7月 28日
	農林水産植物の種類	ひまわり
	登録品種の名称及びその読み	ノースクィーン 　よみ：ﾉｰｽｸｨｰﾝ
	品種登録の有効期限	15 年
	育成者権の消滅日
	品種登録者の名称	独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
	品種登録者の住所	茨城県つくば市観音台三丁目１番地１
登録品種の育成をした者の氏名	安部信行 関村潔 木村正義 犬山茂 本田裕
登録品種の植物体の特性の概要
この品種は，細胞質雄性不稔系統「ＡＤＹ－４」を母系とし，稔性回復系統　「ＡＤＫ－４」を父系として交配して育成された交雑品種であり，子実収量が高い油料用品種である。 　草丈は中，茎の太さはやや太，色は淡，分枝は少である。葉形は心臓形，葉身長及び葉身幅は中，色は淡緑，鋸葉の多少は中，揃いは不規則，葉柄長は中，太さは太，向きは半直立である。花の向きは横向き，花序の大きさは中，舌状花弁の基部及び先端部の色は明橙黄（JHS カラーチャート2204），花弁の斑紋の有無は無，花弁長は長，花弁幅は広，花弁の形は長形，花弁数は多である。種子の形は長卵形，縦長は長，横幅及び厚さは中，斑紋及び縞模様は無である。開花期は早である。 　「ＤＯ－７０７」と比較して，草丈が高いこと，葉色が淡いこと等で区別性が認められる。
登録品種の育成の経過の概要
この品種は，北海道農業試験場畑作物生産部（紋別郡遠軽町）において，昭和63年に細胞質雄性不稔系統「ＡＤＹ－４」を母系とし，稔性回復系統「ＡＤＫ－４」を父系として交配して育成された交雑品種である。平成元年から生産力検定予備試験，３年からは「北交２号」の系統名を付し，生産力検定試験及び系統適応性検定試験等の試験を行い，５年にその特性を確認して育成を完了したものである。