ニュージーランドのシンボル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/03 05:05 UTC 版)
「キーウィ (鳥)」の記事における「ニュージーランドのシンボル」の解説
キーウィはニュージーランドの国を象徴する鳥(国鳥)。また、キーウィは、ニュージーランドのシンボルとして19世紀後半に連隊バッジに初めて登場した。その後、1886年にサウスカンタベリー大隊のバッジ、1887年にヘイスティングスライフルボランティアのバッジに登場し、多くの軍事バッジにキウイが登場した。 1906年に生まれた靴のケア用品「キィウイ(英語版)」がイギリスとアメリカで広く販売されるようになり、ニュージーランドのシンボルとして知られるようになった。 第一次世界大戦中、ニュージーランドの兵士を一般的に「Kiwi」と呼ぶようになり、巨大なキウイ(現在はブルフォードキウイ(英語版)として知られている)が、イギリスのスリングキャンプ(英語版)の上の白い丘に刻まれた。現在、ニュージーランド人は「Kiwi」と呼ばれ、ニュージーランド人自身も「Kiwi」を自称する。 キーウィはニュージーランドの最も有名な国民的シンボルになり、ニュージーランドの多くの都市、クラブ、組織の紋章やバッジに使われている。 ニュージーランド空軍、ニュージーランドラグビーリーグのロゴに使われており、ラグビーリーグニュージーランド代表は「Kiwis(キウイズ)」という愛称で知られる。 ニュージーランド・ドル(NZD)の1ドル硬貨の裏にはキウイがデザインされており、外国為替市場などでNZDはしばしば「Kiwi」と呼ばれる。キーウィはオスが巣作りや子育てをすることから、献身的に家事や子育てをする父親を「Kiwi husband(キウィの旦那)」と呼ぶ。 ニュージーランド航空は2017年より、オリジナルキャラクターとしてキーウィの「ピート」(声:サム・ニール)を、同社のキャンペーン動画に起用している。 カンタベリー・オブ・ニュージーランド (Canterbury NZ)のロゴは、彩色した円をキーウィの形で抜き、"C" 型に残したものを3つ並べた意匠である(CCC; Canterbury Clothing Company)。
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