ニコラス・テオドール・ド・ソシュールとは? わかりやすく解説

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ソシュール【Saussure】

読み方:そしゅーる

[一](Horace-Bénédict de 〜)[1740〜1799]スイス地質学者登山家1786年モンブラン初登頂後援翌年自らも登頂した。著「アルプス旅行」。

[二](Nicolas-Théodore de 〜)[1767〜1845]スイス植物生理学者[一]の子植物根から窒素化合物吸収しガス交換二酸化炭素吸収して酸素放出することなどを発見

[三]Ferdinand de 〜)[1857〜1913]スイス言語学者[一]曽孫ドイツ学びパリジュネーブ教育・研究あたった印欧語研究めざましい業績をあげたほか、講義をまとめた「一般言語学講義」は言語理論の発展大きな影響及ぼし構造主義言語学の礎となった


ニコラ・テオドール・ド・ソシュール

(ニコラス・テオドール・ド・ソシュール から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/17 04:21 UTC 版)

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ニコラ・テオドール・ド・ソシュール
生誕 (1767-10-14) 1767年10月14日
スイス ジュネーヴ
死没 (1845-04-18) 1845年4月18日(77歳没)
居住 スイス
国籍 スイス
研究分野 植物生理学
主な業績 植物には二酸化炭素光合成には水が必要なことを発見
プロジェクト:人物伝
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ニコラ・テオドール・ド・ソシュール(Nicolas-Théodore de Saussure、1767年10月14日 - 1845年4月18日)は、スイス植物生理学者

経歴

ジュネーヴで出生。父は地質学者オラス=ベネディクト・ド・ソシュール、姉に作家で教育者のアルベルティーヌ・ネッケル・ド・ソシュールがいる。

アントワーヌ・ラヴォアジエ定量的研究を用いて植物体の構造などの研究をしジャン・セネビエが唱えた、植物は二酸化炭素を根を介して取り込まれるという考えに疑問を持ち、ソラマメを土ではなく石の上で育てて実験したところ普通に生長したため植物は二酸化炭素を土ではなく空気から取り入れていることを証明した。そしてその枝を石灰とともに密封すると葉が散ってしまったため植物は二酸化炭素が必要なことも証明した。さらに取り入れられる二酸化炭素が水と結合して植物の重量が増したことと、それを放出する量が等しいことを証明した。その研究結果は1804年に『植物の化学的研究』にまとめられ発表した。




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