ナンバープレート・車検・車庫証明・自賠責保険・納税
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 07:49 UTC 版)
「御料車」の記事における「ナンバープレート・車検・車庫証明・自賠責保険・納税」の解説
御料車も道路運送車両法11条1項および第19条が適用されるため、ナンバープレートを取り付けなければならない。しかし、公式行事用の御料車には一般のナンバープレートの様式に関する規定(道路運送車両法施行規則第11条第1項)は適用されず、専用のナンバープレートが別途定められている(同条第2項)。この専用のナンバープレートは直径約10cmの円形で、銀色の梨地に漢字で「皇」の一字とアラビア数字が金色で描かれている。(例:皇1) なお、御料車であっても道路運送車両法4条は適用されるため、車検の対象になり、保安上の理由から、宮内庁管理部車馬課の自動車班に所属する自動車整備士の免許を受けた職員が庁内の工場で車検・整備を行う。東京運輸支局で発行された自動車検査証も存在し、登録番号が「皇1」などとなっており、検査証上の所有者は「宮内庁」である。登録上は自家用車となるため車庫証明も必要で、自賠責保険の契約締結、自動車重量税の納付が必要であるが、自動車税は、地方税法の規定により免除となるところは自治体等が保有する一般の公用車と同一である。
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