ナクソス【Naxos/Νάξος】
読み方:なくそす
⇒ホラ
ナクソス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 13:26 UTC 版)
ナクソス(Naxos)
- ナクソス (クレタ島) - クレタ島の古代都市。
- ナクソス (シチリア島) - シチリア島の古代都市。
- ジャルディーニ=ナクソス - 上記古代都市の遺跡がある現代の都市。
- ナクソス島 - ギリシャの島。
- ナクソス (レコードレーベル) - 香港のレコードレーベル。
- ナクソス (レーダー警報受信機) - ドイツ国防軍のレーダー警報受信機。
ナクソス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/05 04:01 UTC 版)
ナクソスの追放された市民が避難するためにミレトスに来たことは確かである。彼らはアリスタゴラスに自らの故国の支配を取り戻してくれるよう、アリスタゴラスに部隊の提供を求めた。アリスタゴラスは兵を与える代わりに自らをナクソスの支配者にするよう、ナクソス人と取引をした。彼は、自らは十分な兵士を持っていないが、ダレイオスの兄弟でリビアのサトラップでもあり、アジアの大陸海軍を指揮していたアルタプレネスが兵士の供給に手を貸すだろうと主張した。ナクソス人はアリスタゴラスにアルタプレネスと取引するのを了承し、彼に資金を与えた。アリスタゴラスはサルディスに行きアルタプレネスに、アルタプレネスが実質的にはナクソスを支配できることをほのめかしつつ、ナクソスを攻撃し亡命者を帰らしてくれるよう言った。彼はナクソスが「イオニア海岸に近く、財宝と奴隷に満ちた素晴らしく肥沃な島である」ということを強く主張した。アリスタゴラスは遠征の資金を供給し、またアルタプレネスに贈与金を渡す事を約束した。彼はナクソスを占領することは他のキクラデス諸島のポリスを支配下に置くことにもなろうし、エウボイア攻撃の基地にもなるだろうとも言い、アルタプレネスを誘惑した。アルタプレネスは同意し、200隻の船を送ることを約束した。 次の春、アリスタゴラスとナクソス人亡命者は艦隊で出港した。アリスタゴラスとメガバテス提督とが口論になり、そのためメガバテスはナクソスに艦隊が着ていることをナクソスに知らせた。これによりナクソスは包囲攻撃に対する準備の時間を得た。4ヵ月後でもまだ包囲戦は終わらず、ペルシア人の物資と資金はほぼ尽きた。遠征は失敗し、彼らは船で故郷へと帰った。
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