トリエチルアミンとは? わかりやすく解説

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トリエチルアミン

分子式:C6H15N
その他の名称:Triethylamine、Ethyldiethylamine、N,N-Diethylethanamine、(Diethylamino)ethane
体系名:N,N-ジエチルエタンアミン、トリエチルアミン、エチルジエチルアミン、(ジエチルアミノ)エタン


トリエチルアミン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/07 07:59 UTC 版)

トリエチルアミン
Skeletal formula of triethylamine
Ball-and-stick model of the triethylamine molecule
Space-filling model of the triethylamine molecule
物質名
識別情報
3D model (JSmol)
ECHA InfoCard 100.004.064
性質
C6H15N
モル質量 101.19 g/mol
示性式 (CH3CH2)3N
密度 0.726 g/cm3
融点 -114.7 ℃
沸点 89.7 ℃
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。

トリエチルアミン(Triethylamine)は、第三級アミンに属する有機化合物の一種。頭文字をとってTEAとも呼ばれる。

性状

トリエチルアミンは、常温では強アンモニア臭を持つ無色で揮発性のある液体である。強塩基性で、水に18.7℃未満では混和、18.7℃以上では僅かにとける[1]。アルコール、アセトン、ベンゼン、クロロホルムに易溶。引火点は-6.7℃で、爆発限界の下限が1.2%と低く、非常に引火しやすい。様々な有機溶媒に可溶であるため、有機合成において用いられる代表的な塩基である。酸類、強酸化剤と反応し分解する。過マンガン酸カリウムとは容易に反応して酸化され、アンモニア、酢酸、硝酸に分解する。また、燃焼の際にアンモニアを発生するため、火災が起こった場合危険度が高い。日本では消防法により危険物第4類の引火性液体(第1石油類 非水溶性液体)に分類されている。

製法

トリエチルアミンは、工業的にはアセトアルデヒドまたはモノクロロエタンと、アンモニアおよび水素の反応で製造される。他にエタノールを用いる方法もある。

用途

トリエチルアミンの主な使用用途は、医薬品、界面活性剤、ゴム、除草剤、塗料等の製造である。

注意事項

開封後長期間経過したものは、空気中の酸素によって酸化を受け、N-オキシドが生成していることがあり危険である。黄色く着色したものは使わない方がよい。

出典

  1. ↑ P.W. Atkins, Physical Chemistry, Oxford Univ. Press, New York (1998)

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