トランポビクス
歴史と沿革
トランポビクスはミニトランポリンを使ったエクササイズで、心も身体も健康であるように脚・膝・腰に負担をかけない有酸素運動として1985年に考案されました。
考案当時の日本ではアメリカのエアロビクスダンスが大流行していましたが、硬い床の上で行う激しい動きにより足腰を損傷する人が大勢いました。そこで、1985年に発足した日本トランポビクス協会がミニトランポリンを使って身体により優しい有酸素運動を行うウォーキング中心のプログラムを作成し、普及を開始したのです。
2007年以降、従来の有酸素運動に加え、ヨガやピラティス、筋コンディショニング等のプログラムも開発され、トランポビクスとしてのエクササイズの幅は広がっています。現在、全国には約20,000人の愛好者がいます。
実施方法
トランポビクスは競技ではなく、トレーニングです。各自の運動時心拍数を守りながら、トランポビクス用に開発された小型のトランポリン、ミニトランポリン上でウォーキングを行うのが基本です。各自のレベルに合わせて行うことができるので、体力に自信のない人や高齢者にも無理なく行えます。
また、ミニトランポリン上で弾む動きを加えることで、脂肪燃焼効果が高まり、メタボリックシンドロームを中心とした生活習慣病の予防・改善への効果も期待されています。不安定なトランポリン上での運動によって無意識のうちに筋力が鍛えられ、バランス感覚も身につくことで、肩コリや腰痛の軽減、転倒防止などにもつながります。
◆公認トランポビクス指導員資格
日本トランポビクス協会では公認トランポビクス指導員資格制度を設けています。講習会の受講、検定合格を経て資格が取得できます。詳しくは、こちらをご参照ください。
用具
Weblioに収録されているすべての辞書からトランポビクスを検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
全ての辞書からトランポビクス を検索
- トランポビクスのページへのリンク