トランスフェイズ魚雷・可変型アブレーティブ装甲
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 00:08 UTC 版)
「U.S.S.ヴォイジャー」の記事における「トランスフェイズ魚雷・可変型アブレーティブ装甲」の解説
最終話「道は星雲の彼方へ」において、当艦はボーグの巣窟となっている星雲に乗りこむため、未来からやってきたキャスリン・ジェインウェイ提督から与えられた技術でアップグレードされ「トランスフェイズ魚雷」と「可変型アブレーティブ装甲」を装備する。トランスフェイズ魚雷は対ボーグに特化した魚雷で、起爆と同時に圧縮亜空間パルスによる多種多様な周波数の爆発が広がり、ボーグの適応シールドの脆弱性を突く。装甲は船体表面に設置したアブレーティブジェネレーターにより実体化させた分厚く強固なアブレーティブ装甲で船全体を覆い、装甲表面でディスラプタービームや魚雷の爆発を蒸発させダメージを無効化する(この装甲で覆われた姿は俗に「Armored Voyager」と呼ばれている)。アブレーティブ装甲はボーグキューブの船体の他、ディファイアント級、ソヴェリン級、プロメテウス級の船体外壁にも「断熱被膜塗装」として用いられているが、それらは可変型ではなく、これほど強力でもない。これらの性能はすさまじく、通常ならば数十隻の連邦艦からなる大艦隊を組んで攻撃を仕掛けなければ1隻すら沈められないボーグ・キューブ3隻と交戦したが、キューブの総攻撃を受け続けてもヴォイジャーの船体にダメージは通らず、さらにトランスフェイズ魚雷3発の攻撃だけでキューブ2隻を大破、1隻を退却させた。それ故に、最終話の当艦が『スタートレック』史上最強だと言われる説もあるほどである。 時間規則を厳守している為か、当艦が地球に帰還した後のエピソードである劇場版第10作ではこれらの技術は使用されていないが、2409年が舞台の「Star Trek Online」ではどちらも実用化されている。
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