デンゼル編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 15:19 UTC 版)
「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」の記事における「デンゼル編」の解説
『FFVII』から4年後(『FFVII AC』から2年後)、デンゼルはエッジにあるオープンカフェ「ジョニーズヘブン」で、WRO入隊のためWROのトップ、リーブの面接を受ける。リーブに経歴を尋ねられたデンゼルは自らの過去を語り始めた。 デンゼルは昔、神羅カンパニーで働く父、エーベルと、母、クロエの3人でミッドガル上層七番街で暮らしていた。アバランチの活動が活発になったころ、部長に昇進していたエーベルは七番街がタークスによって落とされる情報を知った。エーベルはデンゼルとクロエを伍番街に避難させようとしたが、クロエは知り合いに知らせる為に、一人七番街に留まった。エーベルは部下のアーカムにデンゼルを避難させ、クロエを連れ戻しに行ったが、その後デンゼルが両親と再会することはなかった。 デンゼルはその後ルヴィという、伍番街に住む婦人と暮らし始めた。やがて上空にメテオが現れた。メテオはライフストリームによって防がれたがその流れはルヴィとデンゼルの家にも流れこんできた。ルヴィはライフストリームを受け、口から黒い液体を吐いて息を引き取った。 ライフストリームはミッドガル全体をめちゃくちゃにしていた。デンゼルはガスキンと言う人物に連れられて列車の止まった線路を歩き、地上へと向かった。途中でルヴィのように黒い液体をつけた子供に出会いデンゼルはルヴィのことを思い体をなでて話を聞いてあげるが、しばらくして眠るように死んでいった。 デンゼルは地上に降りた後、エッジ建設の資材集めのための七番街探索などをして暮らしていた。エッジの規模が拡大すると探索をしていた孤児たちもエッジに移っていった。最後の仲間であるリックスもエッジに移り、一人になったデンゼルは伍番街で偶然クラウドの携帯電話を手に取り、着信履歴からティファに電話をかけていたが、途中で額から黒い液体を流し倒れた。気が付いた時、デンゼルはクラウドによってセブンスヘブンに運ばれていた。 話を終えたデンゼルは改めてWRO入隊を希望するが「子供は軍隊には入れない」と断られた。最後にリーブは、母のことを感謝した。
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