デプロイメントに含まれる活動
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 03:35 UTC 版)
「ソフトウェアデプロイメント」の記事における「デプロイメントに含まれる活動」の解説
リリース リリース活動は、ソフトウェア開発工程の完了後に行われる。開発されたものをまとめ、顧客のサイトに送ることができる形態にする。市販される製品の場合、注文を受けて出荷されるもの(出荷数が少ない高価な製品)と見込み生産されるもの(出荷数が多い安価な製品)があり、リリースに際しての手続きも異なる。 インストール インストールは顧客のサイトで行われる最初の作業である。通常、インストーラと呼ばれる専用のツールを用いて行われる。作業は、ファイル群のターゲットシステム上への転送と設定に分けられる。 アクティベート 通常、そのソフトウェアの実行ファイルを起動することを意味する。プロプライエタリなソフトウェアでは、ライセンスの確認をすることで実行ファイルを起動可能にする作業をアクティベートまたはアクティベーションと呼ぶ。例えば、メーカーのサイトにシリアル番号などを送信することで何らかのキーコードを入手し、それを使ってアクティベートするなどの方式がある。 ディアクティベート アクティベートの逆、すなわち実行していたシステムをシャットダウンすることを意味する。例えば、同じソフトウェアの新しいバージョンに更新する場合、一旦実行をやめないと更新できないことが多い。 アップデート(更新) 既存のソフトウェアの新しいバージョンを導入したり、パッチを適用したりする活動。 アンインストール インストールの逆の活動。必要のなくなったソフトウェアをシステム上から削除する。 サポート停止 古くなったソフトウェア製品は、ある時点で開発側のサポートが停止される。これはその製品のライフサイクルの終了を意味する。
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