デビューとエッセイ漫画を中心とした活動
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「葛西りいち」の記事における「デビューとエッセイ漫画を中心とした活動」の解説
ブログでの経験と成功をもとに持ち込みを再開したところ、竹書房でのエッセイ漫画掲載が決定し、2008年10月、「夢見ぬお年頃」によって(ストーリー漫画ではないものの)プロデビューを果たした。その後、同じ雑誌で「漫画家アシスタントで成金になれるか!?(あしなり)」の連載を始めた。同社以外にも「あしめしweb」を見た編集者(前出)の勧めにより、2009年4月、もともと奨励賞を受賞した小学館から『あしめし』が単行本化されて刊行された。同書は好評につき、2009年9月、続刊『あしめし つう』も発売された。この頃同じく小学館より創刊された『月刊!スピリッツ』でも創刊号(2009年10月号)からの連載を獲得し、実在する「あしめし」メンバーを中心に創作キャラを加えたエッセイ風のギャグ漫画「そんなんだからおまえらは。」を執筆した。 このように、エッセイを中心に一部創作を織り込む形での漫画執筆の場を広げているが、エッセイ漫画に留まらず、ストーリー漫画を書きたいという気持ちを持ち続けており、そのためのアプローチを断続的に行っていた。その努力が実を結び、2009年11月には『ヤングキング』に「乙女心でつっぱしれ!」を発表した。こうしてついに、漫画家志望当初よりの願望であった青年誌ストーリー漫画でのデビューを果たすことに成功した。一時は出版大手である講談社の『イブニング』誌でエッセイ漫画「ヨメキン ヨメとド近眼」の連載をしていたこともある。
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