デカルト座標系での表示とは? わかりやすく解説

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デカルト座標系での表示

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 21:23 UTC 版)

発散 (ベクトル解析)」の記事における「デカルト座標系での表示」の解説

x, y, z を三次元ユークリッド空間デカルト座標系とし、対応する単位ベクトルからなる基底を i, j, k とする。 連続的微分可能ベクトル場 F = U i + V j + W k発散スカラー値の函数: div ⁡ F = ∇ ⋅ F = ∂ U ∂ x + ∂ V ∂ y + ∂ W ∂ z {\displaystyle \operatorname {div} {\boldsymbol {F}}=\nabla \cdot {\boldsymbol {F}}={\frac {\partial U}{\partial x}}+{\frac {\partial V}{\partial y}}+{\frac {\partial W}{\partial z}}} に等しい。これは座標表されているけれども、物理的解釈示唆する通り、この式の値は任意の直交変換によって変わることはない。 しばしば用いられる発散の記法 "∇ · F" は、中黒点乗積見做して、∇ の成分ナブラの項を参照)と F の成分との積和をとったものが上記の式になるという記憶術として使える。しかしもちろん、作用素適用成分同士の積とは異なるから、これは記号の濫用一種である。 連続的微分可能二階テンソル場 ε の発散は、一階テンソル場 div ( ϵ ) → = ( ∂ ϵ x x ∂ x + ∂ ϵ x y ∂ y + ∂ ϵ x z ∂ z ∂ ϵ y x ∂ x + ∂ ϵ y y ∂ y + ∂ ϵ y z ∂ z ∂ ϵ z x ∂ x + ∂ ϵ z y ∂ y + ∂ ϵ z z ∂ z ) {\displaystyle {\overrightarrow {{\operatorname {div} }({\boldsymbol {\epsilon }})}}={\begin{pmatrix}{\dfrac {\partial \epsilon _{xx}}{\partial x}}+{\dfrac {\partial \epsilon _{xy}}{\partial y}}+{\dfrac {\partial \epsilon _{xz}}{\partial z}}\\[5pt]{\dfrac {\partial \epsilon _{yx}}{\partial x}}+{\dfrac {\partial \epsilon _{yy}}{\partial y}}+{\dfrac {\partial \epsilon _{yz}}{\partial z}}\\[5pt]{\dfrac {\partial \epsilon _{zx}}{\partial x}}+{\dfrac {\partial \epsilon _{zy}}{\partial y}}+{\dfrac {\partial \epsilon _{zz}}{\partial z}}\end{pmatrix}}} になる。

※この「デカルト座標系での表示」の解説は、「発散 (ベクトル解析)」の解説の一部です。
「デカルト座標系での表示」を含む「発散 (ベクトル解析)」の記事については、「発散 (ベクトル解析)」の概要を参照ください。

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