ディミニュティブとは? わかりやすく解説

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diminutive

別表記:ディミニュティブ

「diminutive」の意味・「diminutive」とは

「diminutive」は英語の単語で、小さいことや小さく見えることを表す形容詞である。また、名詞としては、親愛親密さ表現するために、名前や物事小さく可愛らしく表現する形を指す。例えば、英語圏では人の名前愛称として短くしたり、子供っぽくしたりすることがよくあり、そのような表現を「diminutive」と呼ぶ。

「diminutive」の発音・読み方

「diminutive」の発音は、IPA表記では/dɪˈmɪnjətɪv/となる。IPAカタカナ読みでは「ディミニュティヴ」となる。日本人発音するカタカナ英語読み方では「ディミニューティヴ」となる。この単語発音によって意味や品詞が変わる単語ではない。

「diminutive」の定義を英語で解説

「diminutive」は、英語で定義すると"small or tiny in size, or used to show that something or someone is small or tiny"となる。また、名詞としては"a word or suffix that indicates that something is small or affectionate"と定義される。つまり、形容詞としては小さいことを、名詞としては親愛感や小ささ表現する言葉接尾辞を指す。

「diminutive」の類語

「diminutive」の類語としては、「small」、「tiny」、「miniature」、「petite」などがある。これらの単語も「diminutive」と同様に小さいことや小さく見えることを表す形容詞である。しかし、「diminutive」はこれらの単語とは異なり名詞としても使用され親愛感や小ささ表現する言葉接尾辞を指すという特性を持つ。

「diminutive」に関連する用語・表現

「diminutive」に関連する用語表現としては、「suffix」、「nickname」、「pet name」などがある。「suffix」は接尾辞を、「nickname」は愛称を、「pet name」は親しい人への呼び名意味する。これらの単語は、「diminutive」が名詞として使われる際に、親愛感や小ささ表現する言葉接尾辞を指すという意味と関連している。

「diminutive」の例文

1. The word "kitty" is a diminutive of "kitten".(「キティ」は「キトゥン」のディミニューティヴである。)
2. She used a diminutive form of my name to show affection.(彼女は親愛を示すために私の名前のディミニューティヴ形を使った。)
3. The word "piglet" is a diminutive of "pig".(「ピグレット」は「ピッグ」のディミニューティヴである。)
4. The diminutive form of "Robert" is "Rob".(「ロバート」のディミニューティヴ形は「ロブ」である。)
5. The word "booklet" is a diminutive, suggesting a small book.(「ブックレット」は小さな本を示すディミニューティヴである。)
6. The word "kiddo" is a diminutive often used by parents.(「キッド」は親がよく使うディミニューティヴである。)
7. The word "pup" is a diminutive of "puppy".(「パップ」は「パピー」のディミニューティヴである。)
8. The word "sis" is a diminutive of "sister".(「シス」は「シスター」のディミニューティヴである。)
9. The word "bro" is a diminutive of "brother".(「ブロ」は「ブラザー」のディミニューティヴである。)
10. The word "doc" is a diminutive of "doctor".(「ドク」は「ドクター」のディミニューティヴである。)

ディミニュティブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/05 02:22 UTC 版)

ベンド (紋章学)」の記事における「ディミニュティブ」の解説

通常のベンドよりも細い、ベンドのディミニュティブ(diminutive通常のものより細い、短い又は小さチャージ総称)は、大きい方から順に、ベンドの 1/2 ほどの幅のベンドレット (bendlet) 、チャージ重ねるなら花またはフォイルチャージを置くことができるくらいの幅のガーター (garter) 、ベンドの 1/4 の幅のリバンド (Ribband) がある。ベンド両脇に置くリバンドと同じくらいの幅の細いチャージをコティス (cotise) と呼ぶ。これは必ず2本で1組であり、コティス単体では用いられず、ペイルフェス両脇置かれる細い線もすべてコティスである。また、シールドの端にまで達していないベンドレットは、バトン (baton) と呼ばれている。なお、ベンド・シニスターのディミニュティブは、イングランドではスカープ (skarpe) 又はスカーフェ (skarfe) と呼ばれるベンドレットArgent a bendlet gules リバンドArgent a ribband gules バトンArgent a baton gules コティスArgent a bend cotised gules

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ディミニュティブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/05 01:19 UTC 版)

ペイル (紋章学)」の記事における「ディミニュティブ」の解説

ペイルは、シールドの上どちらかの端に達しないように短くカット(クーペド (couped) )されることがあるが、他のチャージでちょうど「クーペド・イン・チーフ (couped in chief) 」として記述されるようにシールドの上方でペイルカットする際には、この場合のための特別な用語である「ア・ペイル・リトレイト (a pale retrait) 」を用いる。これは、ペイレットにもあてはまる。下方でクーペドされるならば、そのペイルは「ア・ペイル・リトレイト・イン・ベース (a pale retrait in base) 」と記述される通常のペイルの 1/4 ほどの幅のものをエンドース (endorse) と呼ことがある。2本のエンドース挟まれペイルをペイル・エンドースト (pale endorsed) と記述するが、ベンドフェス同じようにコティス (cotised) を用いてもよい。

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ディミニュティブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/23 04:55 UTC 版)

フェス (紋章学)」の記事における「ディミニュティブ」の解説

シールド左右どちら側の端にも達しないようにカットされフェスはヒューミッティ (humetty) と呼ばれることもあったが、この言葉短縮意味する「クーペド (couped) 」で置き換えられるため使われることはない。もっとも、クーペドはフェスクロスのような若干チャージ使用制限されており、他のオーディナリーチャージではクーペドを意味する別の言葉がある。 バーには明確にディミニュティブが存在し、1/2 ほどの幅のバーバーリュレット (barrulet) と呼ばれる。もっとも、フェスにもバーにも幅に明確な定義がないため、1/2 という数字目安である。仮にバーの幅をシールドの幅の1/5 とすれば、1/10 ということになる。2本バーリュレットをごく近い間隔並べて1組したものをバーズ・ジェメレス (bars gemelles) と呼びあたかも1つチャージのように扱う。また、フェスバーにはベンド同じようバーリュレットよりも細いコティス (cotise) を置くことができ、コティスを外側に更に1本ずつ追加して2本のコティスに挟まれた状態をダブリー・コティスド (doubly cotised) と呼ぶ。ダブリー・コティスドを between two bars gemelles と記述してもよい。ただし、紋章学通例では、紋章紋章記述によってのみ定義されるため、図にしたときの模様が同じでも、記述違えば別の紋章扱われることに注意しなければならないバーリュレットArgent two barrulets gules バーズ・ジェメレスArgent two bars gemelles gules コティスArgent a fess costied gules ダブリー・コティスArgent a fess doubly costied gules

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ディミニュティブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/23 04:01 UTC 版)

シェブロン (紋章学)」の記事における「ディミニュティブ」の解説

通常のシェブロン半分それよりも細いシェブロンのディミニュティブは、シェブロネル (chevronel) と呼ばれる

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ディミニュティブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/11 16:35 UTC 版)

サルタイアー (紋章学)」の記事における「ディミニュティブ」の解説

サルトレル (saltorel) は、サルタイアーのディミニュティブであり、通常半分の幅のサルタイアーとして定義されるが、比較最近用いられるようになった記述である。これは、明らかにフィレット・サルタイアー (fillet saltire) とは異なる。

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ディミニュティブ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/05 04:33 UTC 版)

オーディナリー (紋章学)」の記事における「ディミニュティブ」の解説

ディミニュティブ ベンドレット バトン バー バーリュレット ペイレット シェブロネル カントン シェイクフォーク ディミニュティブ (Diminutives) は、通常のオーディナリーより細い、又は小さい同じ形のチャージ総称である。ディミニュティブの形は、通常同一フィールドにそれらのうちの2つ以上を配置するために、典型的に通常のオーディナリーよりも細い。 バトン (baton) ベンドのディミニュティブである。フィールドの端にまで達していないベンドを指す。1つだけ用いることもできる。しばしばベンドレット・クーペド (bendlet couped) と記述されることもある。 ベンドレット (bendlets) ベンドのディミニュティブである。原則的にベンド半分の幅のものであるが、これは必ずしも厳しく制限されているわけではないベンド・シニスターのディミニュティブはスカーペと呼ばれるバー (bars) 原則的に複数フェスを表すが、フェスより必ずしも少しも細いとは限らず、その幅も特に決まりがない。バーが1本だけある場合は、それとフェス明確に区別するためにより細いことを明示するのに用いられるバーリュレット (barrulets) バーのディミニュティブであるが、決し単独では用いられるとがない。Scheffeld の紋章には、驚くことに1.5個のバー描かれているが、同様にバーもめったに単独使われるとがないペイレット (pallets) ペイルのディミニュティブである。原則的に複数ペイルを表す。 シェブロネル (chevronels) シェブロンのディミニュティブである。原則的に複数シェブロンを表す。 カントン (canton) クォーターのディミニュティブである。カントンだけは例外としてディミニュティブではあってもフィールド複数配置されることはない。カントン原則としてシールド左上縦横ともにシールド3分の1の幅を持つ方形(つまり面積シールドの9分の1)を占める。原則上は、カントン最初からシールドにある部分ではなく、後から何らかの追加をした部分であることがほとんどであるが、例外もあり、これが必ずしも正しいとは限らないシェイクフォーク (shakefork) ポールのディミニュティブである。ポール3本の腕が上端左右の角及び下端のいずれにも達しておらず、それぞれの先端尖っているものを指す。幅については特に決まりがない。 ディミニュティブは、オーディナリー限らずフィールド分割にもある。バリー背景指定された数の横縞分けることを意味するベンディペイリーのように大部分分割にもディミニュティブがある。バリーペイリーは、原色と金属色が交互に現れる偶数縞模様にならなければならない。もしその縞模様奇数であったならば、それはあるティンクチャーを地とするペイレット又はバーである。

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