ディスコおよびその後のダンス・ミュージックとは? わかりやすく解説

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ディスコおよびその後のダンス・ミュージック

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/05 08:02 UTC 版)

ブレイクダウン」の記事における「ディスコおよびその後のダンス・ミュージック」の解説

ディスコミュージシャンのトム・モールトンが1970年代にディスコ・ブレイクという手法生み出したのが始まりとされる。彼は楽曲中の無旋律構成されパート分離させることにした。彼はドラムパートのみを抜き出したものを作り、その個性的な手法多くダンサーたちに衝撃与えたこの手法はクラブDJたちに広く受け入れられ、曲の終了部分および次に流れる曲の開始部分リズムのみのパート繋げるという手法編み出された。 モールトン自身この手法について、偶然の産物だったと語っている。この手法は後のポピュラー音楽にも盛んに取り入れられており、特に二番コーラスサビ以降ブリッジ(Bメロに取って代わられた。顕著な例にアン・ヴォーグの「My Lovin'」がある。その曲中では、サンプリングされた男性の「and now it's time for a breakdown.(ブレイクダウン時間だ)」の掛け声同時に女性ボーカルによるブレイクダウンが始まる。長いトラックでは曲中に2~3回上のブレイクダウンが起こることも珍しくない上記のように、当初ブレイクダウンへの移行演奏唐突な静止留まるのだったが、Hi-NRGなどのジャンルでは概してブレイクダウン移行までの間をフィルインによって繋ぎ合わせるといったわかりやすい手法用いるようになり、後のジャンルでは徐々に演奏する楽器減らしていくといった工夫見られる全てのジャンルにおいて楽器ボーカルなどを静止させていく手法は、楽曲に強いコントラスト生み出す役割持っており、ブレイクダウンと共に楽曲クライマックス盛り上げる手法として重要視されている。多くダンスミュージックでは、ブレイクダウンはしばしメロディ奏でる楽器静止と、パーカッションなどで構成される。特に無旋律のノイズエフェクト中で行われることもある。このノイズ演奏移り変わり前のビート静止中などに挿入されることが多い。ブレイクダウンの他にクライマックス盛り上げる要素としては、残響音転調などが挙げられる

※この「ディスコおよびその後のダンス・ミュージック」の解説は、「ブレイクダウン」の解説の一部です。
「ディスコおよびその後のダンス・ミュージック」を含む「ブレイクダウン」の記事については、「ブレイクダウン」の概要を参照ください。

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