ディエス・ナタリスとは? わかりやすく解説

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ディエス・ナタリス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/09/23 05:19 UTC 版)

ディエス・ナタリス』(Dies Natalis)は、ハワード・ハンソンが作曲した楽曲。

概要

生まれ育ったネブラスカ州の州成立100周年を記念して1967年に作曲され、1967年11月13日に作曲者の指揮でオマハ交響楽団(Omaha Symphony Orchestra)により初演された。

タイトルはラテン語で「誕生の日」という意味があり、これはキリストの降誕、すなわちクリスマスを意味する。作曲者が子どもの頃にスウェーデン系ルーテル教会で歌ったというクリスマス・キャロルの旋律を引用し、序奏とコラール、変奏と終曲という構成になっている。

1972年にはハンソンがかつて校長を務めていたイーストマン音楽学校創立50周年を記念して吹奏楽に改訂、編曲された。この吹奏楽版は1972年4月7日にイーストマン音楽学校のイーストマン劇場で開催された創立50周年記念演奏会でドナルド・ハンスバーガーの指揮、イーストマン・ウィンド・アンサンブルの演奏により初演された。

編成

管弦楽版
編成表
木管 金管
Fl. 2, Picc. Hr. 4 Timp. Vn.1
Ob. 2, Eng.Hn. Trp. 3 S.D., B.D., T.D., Cym., Tub.Bells, Xylo. Vn.2
Cl. 2, B.Cl. Trb. 3 Va.
Fg. 2, C.Bn. Tub. 1 Vc.
Cb.
吹奏楽版
編成表
木管 金管
Fl. 2, Picc. Crnt. 3, Tp. 3 Cb.
Ob. 2, C.A. Hr. 4 Timp.
Fg. 2, Cfg. Tbn. 3 S.D., B.D., T.D., Cym., Tub.Bells, Xylo.
Cl. 4, E♭, Alto, Bass Bar.
Sax. Alt. 2 Ten. 1 Bar. 1 Tub.

参考文献

  • トッド・サリヴァン(Todd E. Sullivan):CD解説『LAUDE - Music of Howard Hanson』(ジョン・ボイド指揮、管楽フィルハーモニア吹奏楽団)KLAVIER K11158、2006年




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