ディエテス・ビコロル



●南アフリカの東ケープ州に分布しています。根茎があり、高さは45~60センチになります。葉は革質で細長く束生し、目立つ中肋があります。晩春から初夏にかけて、長い花茎を伸ばして明るいクリーム色の花を咲かせます。外花披片の基部にはオレンジ色と黒褐色の斑紋があります。
●アヤメ科ディエテス属の常緑多年草で、学名は Dietes bicolor。英名は Peacock flower, Bicolor iris, Evergreen iris。
スパラクシス: | スパラクシス・ブルビフェラ |
チグリジア: | チグリジア・パウォニア |
ディエテス: | ディエテス・イリディオイデス ディエテス・ビコロル |
ディエラマ: | ディエラマ・プルケリムム |
ニワゼキショウ: | シシリンキウム シシリンキウム・アングスティフォリウム |
ディエテス・ビコロル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/19 21:56 UTC 版)
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ディエテス・ビコロル
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分類(APG III) | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Dietes bicolor |
ディエテス・ビコロル(英: African iris、fortnight lily、yellow wild iris、学名:Dietes bicolor[1])は、アヤメ科ディエテス属の多年草である。日本では 沖縄シャガ(琉球シャガ)の名でも流通しており、主に葉が華道などで利用される[2][3][4]。
特徴
葉は常緑で薄緑色、細長く剣状で、束生した株元から扇状に伸びる。根茎で広がり、放置すると数年で群生する。原産地の南アフリカでは広く栽培されており、公園や公共施設、道路脇などに植えられている。他にも温暖な気候の地域で栽培されている。
花は春から夏にかけて咲き、花弁は薄い黄色で、オレンジ色に縁取られた黒に見えるほど濃い紫色の斑紋が3つある。花が咲き終わると果実ができ、花がらが地面に落ちる。果実が乾燥し割れると、熟したこげ茶色の種が飛散する。
ディエテス・ビコロルの葉は、ディエテス・グランディフロラやディエテス・イリディオイデスの葉よりも細く、曲がりやすい。
栽培
半日陰~日なたを好み、良く花を咲かせる。日陰でも育つが、花数は少なくなる。ディエテス・グランディフロラ同様、乾燥に強い。
ギャラリー
参考文献
- Christman, Steve (2002年6月30日). “Dietes iridioides”. 2008年12月3日閲覧。
脚注
出典
- ^ “Dietes bicolor”. RHS. 2021年6月28日閲覧。
- ^ “【生花】リュウキュウシャガ(沖縄シャガ)”. はなどんやアソシエ. 2021年7月19日閲覧。
- ^ “沖縄シャガの一覧”. Green Snap. 2021年7月19日閲覧。
- ^ “本日のお花”. 東広島の花屋 はなよし本店のブログ. 2021年7月19日閲覧。
ディエテス・ビコロルと同じ種類の言葉
固有名詞の分類
植物 |
コノクリニウム・コエレスティヌム フクシア・ハニーサックル ディエテス・ビコロル 草藤 水源草 |
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