ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 趣味 > ピティナ・ピアノ曲名 > ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲の意味・解説 

ベートーヴェン:ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲

英語表記/番号出版情報
ベートーヴェン:ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲33 Veränderungen über einen Walzer von A.Diabelli  Op.120作曲年: 1819-23年  出版年1823年  初版出版地/出版社: Diabelli 

作品解説

2007年2月 執筆者: 稲田 小絵子

 ベートーヴェン最後ピアノ変奏曲であり、彼のこれまでの変奏技法駆使された集大成である。
作曲きっかけは、1819年ディアベリからの依頼にある。それは、彼の作った主題から、当時ヴィーン作曲家たちにひとつずつ変奏作曲してほしいというものであった。その中にはチェルニーシューベルト、そして若きリスト含まれていた。ベートーヴェンにその誘いかかったとき、彼はそれを拒否したにもかかわらず結局ひとりで33もの変奏作曲しディアベリ依頼受けて作曲され寄せ集め変奏曲よりも先に出版してしまったのである
作品は、速度表示拍子調性などの変化によって、さまざまなキャラクターをもつ変奏仕立てられている。しかし、主題動機素材徹底的に活用され多彩な変奏集まっているにもかかわらず周期的に主題想起させやすい変奏挿入されているために、全体統一感を失っていない。




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲」の関連用語

ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ディアベッリのワルツの主題による33の変奏曲のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
社団法人全日本ピアノ指導者協会社団法人全日本ピアノ指導者協会
Copyright 1996-2024 PianoTeachers' National Association of Japan

©2024 GRAS Group, Inc.RSS