テメレール
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ナビゲーションに移動 検索に移動テメレール - フランス語の形容詞 téméraire。「向こう見ずな」の意。英語ではテメレーアのように発音する。
- テメレール公シャルル (Charles le Téméraire) - 15世紀フランスのブルゴーニュ公。戦争に明け暮れたことからテメレール公(突進公、猪突公など)と呼ばれる。
- 絵画『戦艦テメレール号』 - J・M・W・ターナーが1838年に描いた絵画。正しくは『解体されるために最後の停泊地に曳かれてゆく戦艦テメレール号、1838年』 (The Fighting Temeraire tugged to her last berth to be broken up, 1838)
- フランス海軍の軍艦テメレール (Téméraire)
- テメレール (戦列艦・1748年) - 74門艦。1759年イギリス軍に捕獲される。
- テメレール (戦列艦・1782年) - 74門艦。テメレール級戦列艦。「栄光の6月1日」の海戦(フランス名「革命暦2年プレリアル13日の海戦」)に参加。
- ル・テメレール (潜水艦) - 1999年就役。ル・トリオンファン級原子力潜水艦。
- イギリス海軍の軍艦テメレーア (HMS Temeraire)。テメレーア参照。
- 『テメレア戦記』 (Temeraire) - ナオミ・ノヴィクによるアメリカ合衆国のファンタジー小説。
テメレア(Temeraire)
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「テメレア戦記」の記事における「テメレア(Temeraire)」の解説
中国産の希少種である大型のドラゴン。1805年1月生まれ。性別は雄。 もともとは中国からフランスへと卵の状態で贈られたものであったが、イギリス艦に拿捕され、その船上で孵化を迎えた。当初はインペリアル種と断定されていたが、第1巻の最後で、中国産の最高品種であるセレスチャル(天の使い)種だということが判明する。中国名はロン・ティエン・シエン(Lung Tien Xiang、龍天翔)。 セレスチャル種は驚異的な知能を有するほか、胸部で圧縮した空気を咆哮と共にエネルギーとして解き放つことが可能であり、この能力は「神の風」と呼ばれている。「神の風」は一撃でフリゲート艦を沈没させるほどの威力を持つ。また、空中で静止するホバリングも他種のドラゴンには行えない飛行法である。 孵化の前に中国語、フランス語、英語に触れる環境にあったため、例外的に三ヶ国語に堪能。通常、ドラゴンの言語習得能力は生後間もなく失われてしまうが、セレスチャル種が持つ高度な知性により、後天的にオスマン語、ドイツ語、ドゥルザグ語を習得している。 中国への旅のさなか、寄港したケープ・コーストで奴隷たちを目の当たりにして強い衝撃を受ける。その後、中国ではドラゴンが人間と同等に扱われている状況を知り、イギリスでのドラゴンの扱いは奴隷にも等しいのではないかと考え、イギリスでドラゴンの権利を確立するために帰国する。 1807年、ローレンスと共に海軍省の命令に背いて、フランスのにドラゴンを病から救う薬を渡したため、空軍から追放されてしまう。
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