ツバル要人の訪日
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 09:40 UTC 版)
「日本とツバルの関係」の記事における「ツバル要人の訪日」の解説
日本とツバルは国土面積こそ大きく違えど同じく太平洋に浮かぶ島国であることから、ともに日本・太平洋諸島フォーラム首脳会議(通称は太平洋・島サミット)に参加している。ツバルの首脳はこれに参加する際、日本を訪問することが多い。 近年のツバル首相としては2003年12月にサウファトゥ・ソポアンガが訪日し小泉純一郎と首脳会談を実施。2006年5月にはマアティア・トアファが第4回太平洋・島サミットのために訪日。2007年12月にはアピサイ・イエレミアとその夫人が実務訪問賓客として訪日し当時内閣総理大臣を務めていた福田康夫と首脳会談を実施している。2009年には再びアピサイ・イエレミアが訪日し麻生太郎と首脳会談を実施。2012年にはウィリー・テラヴィ(英語版)が訪日し野田佳彦と首脳会談を実施。2015年と2018年にはエネレ・ソポアンガが訪日しいずれも安倍晋三と首脳会談を実施している。これら首脳会談はいずれも太平洋・島サミット出席と連携して行われたもので、主な議題は地球温暖化や海面上昇などの環境問題、もしくは捕鯨問題や北朝鮮情勢、「自由で開かれたインド太平洋」戦略などについてであった。 またコロナ禍であったため訪日を伴わなかったものの、2021年には内閣総理大臣であった菅義偉がツバル首相のカウセア・ナタノとテレビ電話による首脳会談を実施。第9回太平洋・島サミットで日本とツバルは共同議長国を務めることから、それに向けた協力関係が示された。
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