チャンネル設定の方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 17:14 UTC 版)
「テレビ受像機」の記事における「チャンネル設定の方法」の解説
昔のテレビはチャンネルつまみを回す(初期〜1980年代まで。UHFチャンネルについてはVHFつまみを「U」に合わせた後、もう一つのUHFつまみを回した)、あるいは放送チャンネルを設定してある本体のボタンを押して(1990年代まで。初期状態はVHFチャンネルが設定されていたため、UHFチャンネルについては1局ずつ手動で設定する必要がある)目的の放送局を1局ずつ手動で探す方法が主流だった。 のちにデジタルプリセット方式(受信チャンネル項の数字書き換えと同時に画面が変わる)が普及し、電波の弱い地域でも目的の放送が簡単に探し出せるようになった。やがて居住地域の電話番号の市外局番や地域番号(メーカー・によって異なる)を入力して全局自動設定する方法も普及し、引っ越し先での再設定が簡素化された(ただし市外局番や地域番号が登録されている地域は各県の県庁所在地の基幹送信所(親局などの大型送信所)の受信地域主体のため、未登録地域では1局ずつ手動で設定する必要がある)。 デジタル放送主体の現代では初期設定の段階で居住地域の郵便番号を入力することにより、チャンネルを含めた全ての地域情報がまとめて設定できるようになっている。 なお放送なしのポジションを省き、(順送り選局時に)放送ありのポジションのみを選択できる「チャンネルスキップ」機能はアナログプリセット時代から備わっている(表示書き換え時「0」表示にするとスキップ)。さらに最近ではこれに加え、外部入力の表示を「ビデオ」のみならず接続した機器(DVDなど)に適合する表示に書き換えられる機能が加わったり、「入力切替」ボタンを押した時に接続機器のない外部入力ポジションを省き、接続機器ありのポジションのみを選択できる「入力スキップ」機能が備わったりしている。
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