チェスター・ホワイト
●起源 米国ペンシルバニア州のチェスター地方の原産で、純白であるが稀に黒斑の出ることがある。チェスター地方に古くから飼育されていたカンバーランド、リンカーンシャーカーリーコート、ヨークシャーなどの古い英国種に中国種などが加わり改良を重ね1908年に品種として認定された。
●特徴 体型は近代的なミートタイプで成豚になると雄で330kg、雌で250kg程度の中型の豚である。半下垂の耳や顔の形、アーチ状の中躯などはデュロックに酷似し、白いデュロックといった感じである。しかし、後躯は全く異なり、後方に張り出したモモは素晴らしく充実し、チェスター・ホワイト独特のモモである。これは極めて遺伝力が強く、後代にも十分受け継がれる特徴である。
性格は極めて温順で、群飼してもケンカすることなく集団管理が容易である。しかも、雄豚の活力は素晴らしく、受胎成績はとても良い。また、夏場に活力が衰えないのも特徴である。体質は強健で、発育が早く、多産で哺育能力も優れた豚である。
●エピソード 我が国では昭和40年代後半に若干頭数輸入されたが、現在ではほとんど見られない。欧米では依然人気があり、LCやHCなどの雑種として活躍している。
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