緑の党 (チェコ)
(チェコ 緑の党 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/06/29 20:34 UTC 版)
緑の党(みどりのとう、Strana zelených, SZ)は、チェコの政党である。現在の党首は、ミハル・ベルクとマグダレーナ・ダヴィス。
1990年2月に結成され、連邦解体前の選挙では選挙連合「自由社会連盟」の一員として参加し、6.5%の得票を得たが、連邦解体後のチェコ政界では長期にわたって影響力を持つまでには至らず、低迷していた。2002年の下院選挙で、得票率2.4%を獲得するにとどまり、党内対立などが政治理念以上にメディアの注目を集めていた。2005年9月の党大会で政策路線の変更がなされた。新党首で、前環境大臣のマルティン・ブルシークは、政治理念の追求を優先する姿勢を明らかにした。党内の反主流派は離党し、新しい政党の結成を試みた。
2004年の上院選挙でヤロミール・シュチェティナが当選し、党として国政レベルで初の議席を獲得した。続く2006年の下院選挙で、議席獲得に必要な得票率5%を初めて越える票を獲得し（6.3%）、6議席を得た。そして市民民主党およびキリスト教民主同盟と連立を組み、発足したトポラーネク内閣で、ブルシークが副首相兼環境大臣、リシュカが教育大臣など4つの閣僚ポストを得た。
2010年の下院選挙では、得票率2.44％に終わり、議席を失った。
歴代党首
- ヤン・マルティン・イェチミーネク（1990-1991年）
- アレシュ・ムハ（1991-1992年）
- ヤロスラフ・ヴルチェク（1992-1995年）
- エミル・ゼマン（1995-1999年）
- イジー・チェイカ（1999-2002年）
- ミロスラフ・ロコス（2002-2003年）
- ヤン・ベラーネク（2003-2005年）
- マルティン・ブルシーク（2005-2009年）
- オンドジェイ・リシュカ（2009-2014年）
- ヤナ・ドラパロヴァ（2015-2016年）
- マチェイ・ストロプニツキー（2016-2017年）
- ペトル・ステパネク（2018-2020年）
- ミハル・ベルクとマグダレーナ・ダヴィス（2020年-）
関連項目
外部リンク
- 党公式HP (チェコ語)
|
|
|
|---|---|
| 括弧内の数字は、それぞれの議会における獲得議席数を現す。 | |
| 代議院（下院） 2021年下院選挙 (200議席) |
|
| 元老院（上院） 2022年上院選挙 (81議席) |
|
| 欧州議会 2019年選挙 (21議席) |
|
| 院外政党 |
|
| 過去に存在した政党 | |
|
|
 |
この項目は、政治に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（ポータル 政治学/ウィキプロジェクト 政治）。 |
 |
この項目は、チェコに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（ヨーロッパCP/中央ヨーロッパPJ）。 |
チェコ緑の党（SZ：Strana zelených）
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2015/09/16 04:57 UTC 版)
「2002年チェコ議会下院選挙」の記事における「チェコ緑の党（SZ：Strana zelených）」の解説
チェコ共和国における環境保護政党で、1990年1月に結成された。前回の選挙では議席を獲得することは出来なかった。
※この「チェコ緑の党（SZ：Strana zelených）」の解説は、「2002年チェコ議会下院選挙」の解説の一部です。
「チェコ緑の党（SZ：Strana zelených）」を含む「2002年チェコ議会下院選挙」の記事については、「2002年チェコ議会下院選挙」の概要を参照ください。
- チェコ 緑の党のページへのリンク
