ダンゴムシとは? わかりやすく解説

だんご‐むし【団子虫】

読み方:だんごむし

オカダンゴムシ科の甲殻類体長14ミリくらい。灰褐色から青灰色全体かまぼこ形で、触れと体丸める。倒木石の下落ち葉中に多い。広くは、海岸小石の間にいるハマダンゴムシなどを含め、体を丸めることのできる陸生のものを総称する

団子虫の画像
撮影朝倉秀之

ダンゴムシ

発生植物時期雑食性果物などを食べる。5~10月。<症状>鉢の下、ゴミ置き場など、ジメジメした所に集まっていて、触ると丸い球状になる。どこにでもいるが、ナメクジと並ぶ嫌われもの。<防除方法ゴミ積んでおかない。デナポンなどの誘殺剤を散布する

団子虫

読み方:ダンゴムシ(dangomushi)

オカダンゴムシとハマダンゴムシの総称


ダンゴムシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/19 01:12 UTC 版)

ダンゴムシ(団子虫、: woodlouse, pl. woodlice)とは、ワラジムシ目(等脚目)の動物のうち、陸生で刺激を受けると体を丸める(団子のような体勢になる)習性を持つものを指す。一般に「ダンゴムシ」と呼ばれるものはオカダンゴムシである[1]


  1. ^ 平成28年度の小中学校教科書に掲載。これまでの教材研究には理科の生態観察[11]、生活科の教材[12]、あるいはダンゴムシとワラジムシの対照[13]に使われる。

出典

  1. ^ <7552300>寺田美奈子「鎧を着た愛嬌者 オカダンゴムシ」科学博物館後援会(編)『季刊自然科学と博物館』第40巻第4号、科学博物館後援会、1973年12月、pp.185-188。近代デジタルライブラリー、ファイル番号0015.jp2。
  2. ^ [栗田あとり, 原田洋(2011)都市域におけるオカダンゴムシ科とコシビロダンゴムシ科の分布特性]
  3. ^ 青木 2015, pp. 1030–1065「コシビロダンゴムシ → アガタコシビロダンゴムシ(pp.1034, 1050, 1064)、イシイコブコシビロダンゴムシ(pp.1030, 1049, 1063)、イシダコシビロダンゴムシ(pp.1033, 1051, 1065)」
  4. ^ [ Karasawa, S. (2020). Sphaerillo boninensis Nunomura, 1990 (Crustacea, Isopoda, Oniscidea) is a junior synonym of a pantropical species, Venezillo parvus (Budde-Lund, 1885). ZooKeys, 923, 1. ]
  5. ^ [奥山風太郎(2020)「おどろきダンゴムシ図鑑」(pp.34,48,53)]
  6. ^ 青木恒男「残渣・雑草・ダンゴムシで地表五cmの地力をつける(三重・青木恒男さん) (土質の悩み 有機物のギモン 地力探偵団が行く ; 農家の有機物活用術を見る)」『現代農業』第89巻10 (通号 768)、2010年10月、118-125頁。 
  7. ^ 茂木幸夫 ほか(編)、芝崎勲(監修)「ワラジムシ・ダンゴムシ」『ネズミ・害虫の衛生管理』、フジ・テクノシステム〈環境衛生管理技術大系〉、1999年、p.295。
  8. ^ 蕭培根(主編)、真柳誠(訳編)、大塚恭男ほか(監修)「節足動物ダンゴムシ科 : 鼠婦(ソフ)」『中国本草図録』巻1、p.460、中央公論社、1992年11月。中国語、日本語。全国書誌番号:93020431ISBN 4-12-403092-4
  9. ^ 鼠婦(ソフ) - 漢方と健康な食生活ホームページ。
  10. ^ 久居宣夫「自然のなかで 自然観察のマニュアル(11)ダンゴムシと落葉」採集と飼育委員会(編)『採集と飼育 = Collecting and breeding』第49巻第10号、日本科学協会、採集と飼育の会、pp.454-455、1987年1月。doi:10.11501/2294139ISSN 0036-3286NDLJP:2294139
  11. ^ 薬王,智「2P-2 生徒が生き生きと取り組む理科授業のあり方 : ダンゴムシの交替性転向反応の教材化」『日本理科教育学会全国大会要項』第41号、日本理科教育学会、1991年8月1日、p.224、NAID 110002986279。国立国会図書館近代デジタルライブラリーにてインターネット公開(PDF形式)。
  12. ^ 堀田尚利、野田敦敬「B1545 生活科におけるダンゴムシの教材化に関する実践的研究」『東海支部大会研究発表要旨集』第55号、日本理科教育学会東海支部大会事務局、2009年11月29日、p.36。
  13. ^ 谷口智昭、畦,浩二「P11 小学校理科教材としてのダンゴムシとワラジムシの比較研究 : 生育環境と葉の選好性に注目して(研究発表(ポスター発表))」『日本理科教育学会近畿支部大会(大阪大会)発表要旨集』、日本理科教育学会近畿支部大会実行委員会、2011年11月26日、p.57。


「ダンゴムシ」の続きの解説一覧

ダンゴムシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/08/17 17:52 UTC 版)

浜山ペンタゴン」の記事における「ダンゴムシ」の解説

森家植木鉢の下に住んでいる、ペンタゴンとよくいるダンゴムシ。この物語の中では結構常識人。彼が持っているダンゴムシ辞典には色々な事がのっている。最初のうちは台詞がなかったが、「 - と言っている」といった感じ何を言っているか表示されるようになった。にぼしを食べようとしないペンタゴン色々と理由をつけて食べさせようとしたが、ペンタゴン先に味見してみてと言われ実際にかじり、「の食うもんじゃないね」とコメントした

※この「ダンゴムシ」の解説は、「浜山ペンタゴン」の解説の一部です。
「ダンゴムシ」を含む「浜山ペンタゴン」の記事については、「浜山ペンタゴン」の概要を参照ください。

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