ダイポットアモーレ【ダイポットアモーレ】(草花類)
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登録番号 | 第13453号 |
登録年月日 | 2005年 10月 24日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | ダイポットアモーレ よみ:ダイポットアモーレ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | バルブレ&ブラン S.A. | |
品種登録者の住所 | スペイン国 30890 プエルト ルンブレラス ムルシア カミノビエホ 205 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 中村祐子 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、育成系統どうしを交配して育成されたものであり、花は明紫赤色の盛咲で、やや小輪の1花茎当たりの花数が少、花柄当たりの最多花数がかなり少の鉢物向きの品種である。草姿は開張、開花時草丈は低、節数は少である。茎の長径はやや細、硬さは中、中央部の色は灰緑、ろう質の有無は多、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数はかなり多、側枝の着生位置は主に下部、節間長は短、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は線形、先端部の形はとがる、葉巻き程度はよく巻く、最大葉長は中、葉幅は狭、葉色は緑、ろう質は多である。つぼみの形は倒卵形、大きさは中、花の重ねは八重、上から見た花形は円形、側面から見た花形は盛咲、花径はやや小、表面の花色は明紫赤(JHS カラーチャート9706)、裏面の花色は鮮紫ピンク(同9704)、色彩模様は単一、花弁の波状程度は波状、鋸歯の深さはかなり浅、数はかなり少、花弁の長さはやや短、幅はやや狭、数はやや多、ほう葉の形はⅠ型及びⅡ型、数は4枚、長さはやや短、がくの形は円柱形、がく筒の色は灰緑、がくの太さ及び長さは中、1花茎当たりの花数は少、花柄当たりの最多花数はかなり少、花の香りは無である。早晩性はかなり晩生である。「プリティセリース」と比較して、花色が明紫赤であること、花弁数が多いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成11年に育成者の所属する会社の温室(静岡県駿東郡小山町)において、育成系統どうしを交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「アモーレ」であった。 |
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