タキ17000形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 23:18 UTC 版)
「国鉄タキ17000形貨車」の記事における「タキ17000形」の解説
35 t 積の石油類(除ガソリン)専用タンク車である。1969年(昭和44年)10月2日から1971年(昭和46年)12月20日にかけて5ロット52両(タキ17000 - タキ17051)が日本車輌製造・川崎重工業の2社で製作された。 落成時の所有者は、日本石油、共同石油、シェル石油、モービル石油の4社であった。 1978年(昭和53年)11月15日にシェル石油所有車7両(タキ17028, タキ17029, タキ17031 - タキ17034, タキ17036)が日本石油輸送へ名義変更された。 1984年(昭和59年)6月15日から1988年(昭和63年)5月15日にかけてモービル石油所有全車7両(タキ17037 - タキ17043)が日本陸運産業へ名義変更されたが、実際に名義変更されたのはタキ17043のみだった。 1979年(昭和54年)10月より化成品分類番号「燃31」(燃焼性の物質、引火性液体、危険性度合2(中))が標記された。 運用は北海道地区を中心に行われ、一部は本州地区でも行われた。 1987年(昭和62年)4月の国鉄分割民営化時には34両がJR貨物に継承されたが、2004年(平成16年)9月に最後まで在籍した2両(タキ17002, タキ17032)が廃車となり同時に形式消滅となった。
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