ソ連共産党の組織
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「ソ連共産党の機構」の記事における「ソ連共産党の組織」の解説
ソ連共産党は民主集中制(民主主義的中央集権制、または民主的権力統合制)に基づき、中央集権的な組織形態を採っていた。党組織は党規約によって定められた。この党規約により党は職場と地域ごとに組織された。すなわち官庁、企業、コルホーズ(集団農場)、ソフホーズ(国営農場)、軍、学校など職場ごと、または村落ごとに党員3人以上で組織される初級党組織が基礎となる 地域的党組織は、初級党組織を基礎に、その上に地区、都市の区、市、州・地方、連邦構成共和国の各段階ごとにピラミッド型の党組織を構築し、最上級の党組織としてソビエト連邦の党組織があって、ソ連の全共産党組織を統一する形式になっていた。 党機関は、代表機関(指導機関)と執行機関に二分される。 段階代表機関(指導機関)執行機関連邦 ソ連共産党大会 ソ連共産党中央委員会 共和国 共和国共産党大会 共和国共産党中央委員会 州・地方 州・地方党会議 州・地方党委員会 地区・市 地区・市党会議 地区・市党委員会 職場、村落 初級党組織党員総会 初級党組織委員会またはビューロー 執行機関は代表機関(指導機関)の選挙によって選出される。
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