ソフト面の進歩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/16 16:03 UTC 版)
WAPの操縦は人間だけで出来るものではなく、COMの援護による機体制御や経験の蓄積によるCOM性能の向上により成り立つ。『4th』時では優秀なパイロットの動作が既にCOMに組み込まれている体制が既に整っており、パイロットの経験を学習する機能を搭載した霧島重工のグアナコにもそれを見ることが出来る。 従来の兵器に比べ、パイロットの経験・能力がより密接となっている故に、COMとパイロットを強く結びつける発想が生まれた。それをより強く実現したものとしてバイオニューラルデバイス(BD)が挙げられる。BDでは複数のアプローチが生まれ、熟練したパイロットの能力をそのままに再現、果てにはCOMとパイロットの融合という領域にまで踏み入れている。これらの技術は人道に反するものであり、世間に暴露された後は禁止されたが、COMと人間の連動という発想自体は後のCOM開発を大きく発展させている。 違った発想として、人工知能による無人兵器として、フェンリルのような搭乗者を必要としないものも存在する。ただし、その後のWAP無人化に到る流れは主流にはなっておらず、一部警備用や訓練用に見られる簡単な自動制御や遠隔操作のみとなっている。 COMでなく、搭乗者の性能という点では、バイオニューラルデバイスの発展形S型パイロットとイマジナリーナンバーがある。この二者は従来の兵士を越える能力を有する。
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